女性との会話術(メール・LINE・電話編)

女性との会話術(初級編)では、女性とスムーズに連絡先交換をするための方法について紹介しました。
今回はその延長としてメールやLINEなどのSNSをホストとして働く上でどう活用するかということを考えていきましょう。
普段、何気なく使っているメールやSNSも、少し工夫するだけで女性とのやりとりがより円滑かつ楽しくなります!


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メアドを教えてもらったら、そこからがスタート

メアドを教えてもらったら、そこからがスタート

新規のお客様にメールアドレスを運よく教えてもらったとしましょう。
この機会を大切に生かしたいものですが、どんなメールを送ったらいいのか悩みますよね。
そこで、知り合って間もない女性にメールを送るときに注意すべき点を下記に挙げてみました。

(1)一度にいくつも質問しないこと。
(2)初めてメールを送る場合には、軽く自己紹介を入れておくこと。
(3)共通の話題を探り続けること。
(4)女性からの返信が早くても調子に乗らないこと。
(5)相手が寝ている時間にはメール送信を控えること。

常識的なことが多いですが、(3)「共通の話題を探り続けること」は、メールを長続きさせるために重要です。
お客様と話したときの内容をよく覚えておいて、話題を上手く広げていきます。
店内でのトークの延長戦と言ったところですね。
この流れでさらにお客様の情報収集を続けておくと次回の接客がスムーズに運びますよ。

(5)「相手が寝ている時間にはメール送信を控えること」もマナーとして大切です。
ホストは基本的に夜働いて昼に眠ります。
この生活サイクルがお客様と合わないことは多々あります。
相手の眠りを妨げそうな時間帯の連絡は印象が悪くなることもありますので注意が必要です。
逆に、お客様が自分の寝ている時間にメールなどの連絡をしてきた場合はどうしましょう?
怒ったり不機嫌になるのは当然NG。 そんなときこそ紳士的な対応とって心の広いところをアピールすると良いでしょう。

その他、メールに関する細かい注意点は以下の通りです。

◆コピペはNG
女性に限ったことではありませんが、「複数送信されたメール」と「自分だけに送信されたメール」では返信するテンションが大きく変わってきまよね。
コピペだと思われないように相手の名前や、これまでの会話・やり取りを含めた文面にすると良いでしょう。

◆質問系の内容を盛り込む
返信率を上げたいなら疑問・質問系の内容を盛り込むようにしましょう。
漠然とした質問は答えにくいので2択にするなどの工夫も必要です。

◆装飾は控えめに
女性ウケを狙って顔文字・絵文字を多用してしまいがちですがそれは逆効果です。
それらに頼らず「言葉」をアピールするほうが相手に気持ちが伝わります。

◆マメな連絡は基本、だけど時には放置も
マメにメールを送ることがホスト流のメール営業の基本ですが一時的にこちらからの連絡を控えるみるのもテクニックの一つです。
相手の心理を考えて、駆け引きもしながらお客様が来店してくれるように誘導しましょう。

LINEは会話と同じくリズム・テンポが大事

LINEは会話と同じくリズム・テンポが大事

LINEはメールなどよりもリアルタイムでコミュニケーションができるところが特徴で、ホスト業界でも愛用者が多いです。
LINEでの会話は、長い文章をやり取りするよりも、話す感覚で短文を効果的に投稿するよう心掛けましょう。
画像を添付するのもよいです。
以下は、女性がぐっと来るLINEでの一言です

(1)会話の流れとは関係なく「ねえ、○○(下の名前やアダ名)」で呼ぶ。
(2)お店を出たあと「ちゃんと帰れた?」と、少し心配した様子で尋ねる。
(3)何気ない会話で盛り上がったとき「電話にしようか」と言う。
(4)次に会える日について話をしながら「待ちきれないわ」と話す。
(5)一週間以上顔を見ていないときに「会いたい」とシンプルに伝える。
(6)月が明るい夜に「今、月がキレイだから見てみて」と言う。

LINEは、チャットのようにリアルタイムでやりとりするのでリズムやテンポが重要。
短いメッセージでも切実な気持ちが伝われば大きな効果を発揮します。

また相手とのコミュニケーションにスタンプを使うのも効果的。
普段の自分のキャラとは異なるスタンプでギャップを演出することも出来ます。
とは言え、何種類ものスタンプを購入する必要はありません。
意図の分からないスタンプを連打すると逆効果になりますし、それよりも自分が会話で使いやすいスタンプをきちんと管理しておき、すぐに使えるようにしておくことをお勧めします。

大事な約束、お願いはやはり「電話」で

大事な約束、お願いはやはり「電話」で

メール・LINEは確かに便利なツールですが、最も気持ちが伝わるのはやはり電話でしょう。
お客様に来店をお願いする場合、特に自分が主役となるイベント時(バースデー)などは、できるだけ電話を使ったほうが効果的です。

例えばお店の営業時間内で、お客様が近くまで来ているということが分かったとします。
そんなときは「軽く一緒に飲もうよ」などと電話で誘う方が来店してもらえる可能性は上がります。

そのほか、メールを送ってもあまり反応のないお客様に対しては、電話を一度掛けてみるのも手です。
ただし、意味のない電話をしないように注意しましょう。

なお電話は短かめに済ませるようにするのがコツです。

まとめ

以上がメールやLINE、電話を使ったコミュニケーション方法のまとめです。
女性とのコミュニケーションでは、ちょっとした気くばりが大切だということをご理解いただけたでしょうか。
また重要な局面では、直接、会ったり電話することが欠かせないというのも忘れないようにしましょう。
次回は「女性を接客するための心得」をお届けする予定です。

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