やる気が出ないとついついでちゃうセリフ「まだ本気だしてないだけ」。
一見逃げ口上なこの言葉、実は成長スピードを上げる魔法の言葉だったようです!
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授が公開している動画で、「やればできる!」と思うと成長スピードが高まる効果について語っています。
もちろん、研究結果としてこのことは実証されています。
2種類の「成長」の考え方
人間は2種類の成長に対する考え方に分けられるとのこと。
一つは『固定型マインドセット』、もう一つが『成長型マインドセット』。
『固定型マインドセット』の方は
「人の能力は生まれつきなので、それ以上は変えられない」という考え方で、もちろんこの考え方では成長は期待できません。
一方、
『成長型マインドセット』の場合は
「人の能力は頑張れば変えられる」という考え方なので、成長に限界を感じることがないため、成長スピードが高く能力の向上につながります。
「まだ」という言葉の力
この『成長型マインドセット』を育てるために有効なのが、
「まだ」という言葉を使うことだそうです。
ネガティブになるとついつい否定的な言葉を使ってしまいがちですが、この「まだ」をはさむことにより、将来性のある言葉に切り替わります。
例えば、「僕にはこんな難しい作業できない」という言葉も、「僕にはまだこんな難しい作業できない」となり、成長することで可能になると考えられるようになります。
さらにそれが『目標』となるのでその結果、成長スピードの向上につながるというわけです!
言葉のほんの少しの違いで、こんなに変わってしまうのだからすごいですね!
自分の限界を自分で決めずに、「まだ」やれると思うことが大切なようです。
プラシーボ効果の一種だとは思いますが、これを知っているのと知らないのではその差は大きいのではないでしょうか。
「まだ本気出していないだけ」と言っているうちは『成長型マインドセット』になっています。
これが「出来ない」「無理」と決めつけてしまい、『固定型マインドセット』になってしまった時には注意してください!
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