Club ACQUA 湊 さん
「変な事したらあかん!」って、メチャクチャ緊張していました。
僕がホストの体験入店に行ったのは学生の頃でした。
たくさんお金を稼ぎたかったのはもちろん、若いうちしか出来ない仕事なので、やっておいた方が良いかなという気持ちでした。小さい頃に、ホストの華やかさ等をTVで視ていたというのもあるかもしれません。
応募はメールでして、持って行くのは身分証だけで良いみたいでした。服装も私服で大丈夫との事。
やっぱりメチャクチャ緊張はしていました。今まで交わる事のなかった世界なんで「変な事したらあかん!」って感じです。
面接の対応してもらったのは、お店の代表で、とても優しそうな方でした。
話をしたのはせいぜい10分くらいだったんですが、その後すぐ、着替え等はせず、そのままの格好で体験入店を始めました。
「一緒に頑張ろう」
役職の方々にそんな風に声をかけてもらったのは嬉しかったです。
実際にお客様の席に着く前に、軽く研修を受けて、お酒の作り方やテーブルマナーといったものを教わりました。
その後に、研修をしてくれた先輩ホストの方と一緒にお客様の席に着いたんです。
僕はガチガチに緊張していて、ほとんど自分からは話しにいけなかったですね。
そこに先輩が上手くフォローしてくれて、やっぱり落ち着きがあるというか、経験が違うなあと思いました。
席に着いたのは1組だけで、どんな会話をしたのか覚えていませんが、とても楽しい時間を過ごしたのは間違いないです。
その時には、もう入店を決めていましたね。
帰り際にもう一度、役職の方々と話す機会があって、「一緒に頑張ろう」と声をかけてもらったのは嬉しかったです。
仕事にも慣れてきて、少しずつ思い描いていたホスト像へと近づいている。
体験入店をする前は、ホストでめちゃめちゃ稼げたらいいなという想像をしていました。
でも、いざ体験が終わると、気疲れや反省もあって、そんな事を考える余裕もありませんでした。
初めは週3日くらいで学生をしながら働いて、しんどかったんですが、終電で帰れていたのでなんとかやっていけてました。
少しずつ仕事にも慣れて、最終的にはレギュラーとして入るようになり、徐々にですが想像していたホストに近づけていると思います。
ホストクラブ
21時〜LAST
ホスト
大阪府大阪市中央区宗右衛門町6-1 笠屋町ギャラクシービル4F
EVA(エヴァ) 天月 詩夕 さん
緊張よりも、怖いというイメージが勝っていた。
僕はホストにあまり興味がなく、体験入店に行ったのも友達に誘われて何気なくといった感じでした。
兵庫県から大阪に来て、まず最初に面接を受けたのがEVAです。
未経験だったんですが、前職はバーとか居酒屋で夜の仕事だったので、そういった点では抵抗というものはなく、ただあえて言うなら、あまり良いイメージは持っていなかったです。暴力があったり、女の子を誑かしたり、そんなのをドラマとかで視ていたので。実際はそんな事はなかったんですが、当時はそういうイメージを持っていたんです。
友達と2人で、身分証だけを用意して面接を受けました。
緊張したというよりも、怖かったというのが正直な感想です。面接で話をしてくれてた方も、今はすごく優しい人だとわかっているんですが、その時はメチャクチャ怖かったです。
ちょうどお店のオープン前の時間帯で他のホストもその場にいて、皆さんからの視線もありました。
友達と一緒じゃなかったら、たぶんパンクしてましたね。
面接では、前の仕事どんなだったのかとか、何のためにホストをするのかとか色々聞かれました。
僕は、将来は地元の淡路島で飲食店を経営するのが夢なので、そのためにお金を稼ぎたいと、そう答えました。
「とりあえずしゃべって、飲んでていいよ」
そんな軽いノリで席に着かせてもらった。
面接後は、ちょっと店の雰囲気を見る感じで、スタッフの皆さんと話してました。
ホストってこういう仕事でEVAはこんな店なんやで、といった話を聞いて、そのままお客様の席に着く事に。
テーブルマナーとかの研修は一切受けていなかったのですが、とりあえずしゃべって飲んでていいよ、みたいな軽いノリで、他の事は全部先輩がやってくれました。
もちろん緊張していて初めは上手くしゃべれてなかったんですが、たまたまその席のお客様と先輩と僕が同い年だとわかって、そこから打ち解けてしゃべれたんです。ゲームやアニメの話で盛り上がりました。
その日、席に着いたのは1組だけで、時間は1時間くらいでした。
最後に代表と話して、「しゃべれた?」「楽しかった?」という風にフレンドリーに接してくれて、すごい優しい方だなと印象に残っています。
まだその時は、ホストをしてみてもいいかな、という気持ちだけで入店するところまではいかなかったです。
その後に他のホストクラブにも体験入店しに行ったんですが、EVAの雰囲気や方針が自分に合っている事もあり、そこでEVAへの入店を決めました。
売れるホストになる為には、とにかく動く事!
初めはすぐに売れるだろうというイメージを持っていました。
先輩方からも「100万くらい勢いでいける」って言われたんですが、その“勢い”のキッカケというものは自分で作っていかなければいけないとわかってきて、待っていてもダメで自分から行動できるホストこそが売れるんだなと今は思っています。
ホストは動かないといけない。
そんな感じで、今僕が思い描いてるのは、とりあえず動くホストです。
AXIA 叶 さん
「もっとお金を稼ぎたい」と思い、夜の仕事を探した。
前は昼の仕事をしていた僕がホストになったのは、給料面に不満があったからです。
昼職にしては貰っている方だったと思うんですが、いくら頑張っても給料が上がらず、年間を通して少し上がったかなぁといった具合。
「もっとお金を稼ぎたい」
そう思って夜の仕事を中心に探し始めました。
そうして今のお店の面接を受ける事になったんですが、初めての夜職で何を準備していいのかわからず、とりあえずスーツを着て、履歴書だけ用意して臨んだんです。
面接では、オーナーのほかにも何人かスタッフがいて、その方々とも話をしました。「ホストは夢のある仕事」だとか「入店したら源氏名はどうする?」といった話をしながら、皆さん優しそうな人たちだなと感じたのを覚えています。
その後は、とりあえず体験入店をする流れに。スーツを着ただけの格好でしたが、特に問題はなかったです。
ちなみに用意していた履歴書は不要との事で、後で処分しました。
不安と緊張の中、先輩に支えられて貴重な経験をした。
体験入店はまず基本的なテーブルマナー等を教えてもらうところから始めて、その後に先輩と一緒にお客様の席に着かせてもらいました。
その先輩は、すごい話し上手な方で、不安と緊張で全然しゃべれなかった僕をフォローしてくれたんです。
お客様からも話題を振ってきてくれたりもしましたね。
この店のスタッフ達は良い人ばかりだよとか、お客様からも聞けたりしました。
他にどんな事を話していたのか詳しくは思い出せないんですが、内容はアドバイスが多かった気がします。
この人(先輩)の話を良く聞いておけば売れるようになるよ、とか。
2〜3組ほど席につかせてもらって、その日の体験は終わりました。
少しずつでも、しっかりと上を目指して・・・
一日体験をした感想を聞かれたんで、とても楽しかった事と、入店する意思を伝えたんです。
その時はまだ昼の仕事もしていて、週に1〜2日くらいしか来れない状態だったんですが、それでも快く迎えてくれたのは嬉しかったですね。
現在はレギュラーで毎日出勤できるようになって、少しずつでも上に上がれるように頑張っています。
体験入店の前には面接あり
体験入店の前には必ず面接が行われます。
ホストクラブの面接は特別な対策をしなくてもほとんど合格しますが、どのように進められるのかや必要なもの、よく聞かれる質問などを把握しておけばスムーズに話を進められるでしょう。
『ホストワーク』ではホストクラブの面接について、100%採用されるために知っておくべき知識をまとめています。
是非参考にしてください。
特集:ホストの面接とは?100%採用されるために