夜業界のスカウトといえば「キャバクラ」や「風俗」が一般的ですが、最近ではホストの求人でもスカウトは行われています。
ホスト業界におけるスカウトについて以下にまとめました。
路上スカウトからネットスカウトへ
スカウトといえば路上で声をかける路上スカウトが主流でした。
しかし、近年では規制が厳しくなっているためどんどん減っています。
そのため、スカウトはSNSを活用したり、自ら募集用サイト・ブログを立ち上げたりするネットスカウトに移行しています。
スカウト経由で入店したい場合、わざわざ路上で声をかけてもらうのを待つよりも自ら調べて応募したほうがスムーズです。
ホストのスカウトは紹介するだけの場合が多い
キャバクラ・風俗系のスカウトの場合、キャバ嬢・風俗嬢が入店後もアフターケア・マネジメントを行う場合が多いです。
お店との給料・待遇面の交渉をは本人に代わって行ったり、相談相手になります。
継続的な作業が発生する代わりに紹介したお店からは対象者が在籍している間はずっとお金をもらえます。
ホストのスカウトの場合は入店までは相談に乗ってくれますが、入店を区切りとして関係性は終了することがほとんど。
入店後の作業は発生しない変わりにお店からお金をもらえるのは入店時の1度きりです。
ホスト側はアフターケアなどにあまり期待は出来ません。
ホストのスカウトは新人のみが対象ではない
ホストクラブにとって新戦力となるのは新人ホストだけではありません。
すでにある程度の経験を積んでいる実力があるホストも欲しい人材です。
他店ですでに活躍しているホストや不遇な扱いを受けているホストの移籍を促すのもスカウトの仕事。
一般業界で言えば「ヘッドハンティング」と呼ばれるものです。
ホストクラブのHPなどで「電撃入店」などの言葉で紹介されているホストがいたら他店からスカウトされて移籍したホストの可能性があります。
※自らの意思で移籍したホストもいます。
研修期間の必要がない経験者は即戦力。
価値ある人材にホストクラブは「移籍金」を用意しています。
経験者であればその方法で入店したほうがより良い待遇でホストの仕事をスタート出来ます。
特集:ホストクラブ業界の移籍について解説