アラームをセットするだけで遊べる不思議なRPGとして注目を集めていた『dreeps(ドリープス)』が、2015年1月21日にiTunes Storeにて配信される。
RPGを遊ぶ時間のなくなったあなたへ
アラームをセットするだけでRPGの冒険気分が楽しめる "アラームプレイングゲーム” の登場です。眠る前にdreepsでアラームをセットすると、主人公の少年ロボットも眠りにつきます。しっかり睡眠時間を取ってHPを回復しましょう。朝、アラームで目覚め、あなたは仕事や学校へ、少年ロボットは草原や渓谷やボスの待つ孤島のダンジョンへと冒険に。あなたと少年ロボットの1日が始まります!
引用元:Alarm Playing Game dreeps
このゲーム、何が変わっているって操作が“アラームをセットするだけ”という点だ。
アラームをセットしていない間、つまり我々が日中起きてて仕事に行ったり学校に行ったりしている最中に、ゲームの中の主人公も勝手にダンジョンへと冒険に出かけている。
逆に、アラームをセットしている間、つまり我々が眠りにつく際には、ゲームの中の主人公も眠りにつき、体力の回復ができるという訳だ。
まぁ早い話が“たまごっちのRPG版”みたいな感じだと思えばいいだろう。
体力の回復以外は完全にオートで物語が進み、勝手にモンスターと戦ってたり、誰かと出会って会話してたり、イベントがバンバン進んでしまうが、例えば仕事の合間に時々冒険を覗いてみたり、休憩中やおやつのタイミングで何をしているのか眺めたりと、自分の生活に合わせてゆっくり楽しめるゲームとなっている。
ゲーム中にセリフがほとんどないというのも特徴。
映し出されるビジュアルや、流れるサウンドをヒントに、主人公に感情移入してアナタだけの物語を作るという工夫が凝らされている。
こういうストーリーを丸投げする作品ってのは、クリエイトする立場の方なら大好物だろう。想像力をフルで発揮し、色々と捗る。
個人的に“勝手に物語が進む”という部分が凄く斬新で、思わず買ってみたい!と思わせてくれるアプリだ。