不採用になることは普通にあります。
各店舗によって判断基準は異なりますが、だいたいは以下の理由で不採用になります。
・接客業への適性
・やる気
・お店が求める条件との不一致(年齢、勤務体系、シフトなど)
条件の不一致による不採用は仕方がないことですが、適性とやる気に関しては対策が取れないこともありません。
それぞれの具体的な理由については面接に関する特集記事として公開されている、
『ホストの面接とは?100%採用されるために』
が参考になります。
この特集の「ホストの面接に100%受かるための準備」や「面接官が見ているもの」の項目に注目してください。
ホストの面接で不採用になる8つの理由
上記で紹介した特集を元によくある不採用の理由をまとめました。
1、声が小さい、ぼそぼそ話す
元気が無い、陰気な印象を与えてしまいます。
ホストクラブとは基本的にワイワイ騒ぐことを楽しむお店。
採用担当者からすると、BGMやシャンパンコールで盛り上がる店内で接客できるイメージが持てないのです。
2、相手の目を見て話せない
面接の最中に全く目を合わせられない人はホストとしての適性を疑われてしまいます。
キョロキョロと視線が周囲に散ると「落ち着きがない」「自分に自信がない」「話をちゃんと聞いていない」印象を与えてしまいます。
面接の段階でこれではお客様との親睦を深めたり、信頼関係を構築することが難しいと判断されて不採用になるのも仕方ありません。
ずっと目を合わせ続ける必要はありません。
せめて採用担当者が話している間はときおり「ちゃんと聞いている」ことをアピールするためにも目は合わせましょう。
3、敬語が使えない
ホストクラブの面接は重々しい雰囲気ではありませんが、礼儀は存在します。
友人と話すような軽い言葉使いは不採用の理由となります。
語尾を「です」「ます」にするだけでも印象は大きく変わります。
お客様に対しても礼儀を欠いた対応をしてしまうことを採用担当者は心配してしまいます。
4、面接時の態度が悪い
腕や足を組むのは止めましょう。
採用担当者が威圧・挑発と捉えてしまう可能性があります。
アメ・ガム、それに類するものを口にしながら面接に臨むのもNGです。
下手すると、面接そのものが即座に終了する場合もあります。
5、不潔
女性にモテる男性に共通するのはいつの時代も「清潔感」。
接客対象がほぼ100%女性であるホストの仕事に不潔な人が採用されるわけがありません。
風呂に入らない、同じ服を何日も着る、顔を洗わない、歯を磨かない。
1つでも当てはまった状態で面接に行った場合は不採用を覚悟しておきましょう。
6、やる気がない
やる気と言うものは直接目には見えませんが、本人の行動に表れます。
すでに触れた「面接時の態度が悪い」の他にも、
・約束の時間を守らない
・必要な持ち物を忘れる
・ドタキャン
などは採用担当者にやる気のなさとして伝わってしまいます。
面接が始まる前からマイナスの印象を持たれているので不採用になる可能性が上がってしまいます。
7、目標がない
なぜホストをやりたいのか、ホストの仕事を通じて何を成し遂げたいのか、自分の将来をどう考えているのか。
将来のビジョンが何もなく、ノリだけでホストの仕事を始めようとする人を不採用にする採用担当者もいます。
細かい人生設計を長々と言う必要まではありません。
どれだけ稼ぎたいか、稼いだお金でどんなことがしたいのか、それくらいは答えられるようにしておくことをオススメします。
8、体験料が目当てだと疑われている
体験料の金額や支給のタイミングを過剰に質問・確認をする人は要注意です。
担当者から体験料目当てで複数店舗で体験入店をする「体験荒らし」を疑われます。
6番目の「やる気がない」と合わさると高確率で面接に落ちます。
体験入店後に貰える体験料は普通のバイトに比べても高額な場合が多く魅力的ですが、これは新人を獲得するための先行投資のようなもの。
入店する確率が限りなく0に近い人には渡したくないのが本音です。
真剣にホストの仕事をしたい人であれば全く気にする必要はありません。