近年、“カープ女子”という単語を生み出すほど、若い女性から非常に人気が高いプロ野球チーム「広島東洋カープ」。
要因は様々あるが、その一つに“とりあえずなんでも商品化してしまう”という柔軟なマーケティング戦略というものがあるのをご存知だろうか。
「もみじ饅頭キャップ(950)」は、広島県の名物であるもみじ饅頭を敷き詰めたようなデザイン。「広島東洋カープ」の帽子などに使用されている「C」のマークまで、生地の焼き色のような茶色になっています。「広島東洋カープ」の球団グッズというより、もはやもみじ饅頭グッズだこれ!
「ニューエラ950(カープうどん)」は、つばの裏側にマツダスタジアムで食べられる「カープうどん」の写真をどーんとプリントしたもの。油揚げやかきあげまで入っていて、キャップとは思えないシズル感を醸し出しています。
引用元:ねとらぼ
上記のような“おバカ”なグッズでも、企画会議で真面目に検討されて発売されたかと思うと、とても興味深い。
こういう、え?ファンでも買うの? と疑問に思ってしまう奇をてらったグッズの数々を生み出しているカープだが、商品は全て完売している。
大量生産をするのではなく、ある程度個数を決めた限定販売形式を採ることで、在庫を発生させないという狙いの他に、“限定”という購買意欲をそそる言葉もまた、商品を完売に導いているのだ。
ヤンキース(アメリカ)から黒田博樹が戻ってきたことで、今年のプロ野球での注目度がグググッと上がったカープ。カープ女子、カープ男子になるには絶好の機会だ。