ファッションブランド「MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)」が手掛けるブックストア「BOOKMARC(ブックマーク)」から、写真家 デニス・モリスが撮影したセックス・ピストルズ限定特装版写真集『THE BOLLOCKS: THE PHOTO ESSAY OF THE SEX PISTOLS』が発売される。
1977年、ロンドンと世界をパンク旋風に巻き込んだセックス・ピストルズ。当時ボブ・マーリーの写真を撮っていたまだティーンエイジャーだったデニス・モリスが、メンバーと同年代だった事もあり意気投合し、専属カメラマンに抜擢。ツアーに同行し何百枚もの打ち解けた写真をファインダーに収めました。
引用元:PR TIMES
ロックンロール、特にパンクに興味がある人間なら絶対に聴いたことがあるだろうセックス・ピストルズの楽曲。
早々にジョニー・ロットン(Vo)が脱退したため、オリジナルアルバムは「Never Mind the Bollocks(邦題:勝手にしやがれ!!)」1枚しかないが、今でも世界中のパンクキッズ必聴の名盤である。
筆者はロックンロール好きだし、パンクも勿論聴いて育つ。諸説あるが、所謂“パンク四天王”と呼ばれる「クラッシュ」「ダムド」「ピストルズ」「ラモーンズ(ここはニューヨーク・ドールズという意見もある)」の中で、一番ビリビリきたバンドはラモーンズだった。
もうね、あのシンプルでも激しくて、楽曲自体は本当に簡単で誰でも演奏できちゃうのに、物凄くエネルギッシュでエモーショナルでパンキッシュな革ジャン4人組に、大変憧れを抱きましたよ。
話が逸れまくっているので自重するが、今回はピストルズの写真集。活動期間が短いため、ただでさえ粗暴なうえジャンキーなジョニー・ロットンやシド・ヴィシャスが、屈託なく笑い、生き生きと写っているポートレイトの数々は物凄く貴重である。
世界限定200部、サインとエディション・ナンバー入りのジョニー・ロットン、シド・ヴィシャスのポートレイトのプリントが2枚封入、ファンなら買うしかないね。
本当に余談だが、ラモーンズからパンクに入ったため、後に聴く四天王残りの3バンドが意外としっかり曲を作っているのにビックリした。
まぁ、クラッシュの「ロンドン・コーリング」なんかは、100000年聴いても飽きないぐらい良く出来てる革新的なアルバムだなぁと思う反面、パンクバンドは演奏がヘタクソでも“勢いがあってカッコイイ”と思えるバンドの方が好きかな… と思ってみたり。