ホストが稼げるかどうかは個人の力量・頑張りにかかっているので田舎でも稼ぐことはできます。
しかし、都市部のホストクラブに比べると稼げるチャンス・稼げる額ともに少ないのが現実です。
気軽にホストの仕事を経験したいならば田舎のホストクラブでも問題ありませんが、稼ぐことが目的ならば都市部のホストクラブで働くことをオススメします。
以下に田舎のホストクラブについてまとめました。
「田舎のホストクラブ」の定義は?
正確な定義付けはされていませんが、ホストクラブが10店舗未満の都道府県はホスト業界的には田舎に分類してもよいでしょう。
以下の主要エリア以外の地域だと考えると簡単です。
・歌舞伎町
・大阪(キタ・ミナミ)
・札幌すすきの
・名古屋(錦・栄)
・福岡中洲
その他、上記地域に隣接する
・横浜
・千葉
・埼玉
・群馬
・栃木
・神戸
・京都
・岡山
などはホストクラブの営業が盛んです。
田舎のホストの給料はいくら?
新人ホストや売れないホストに支給される最低保証給の金額は田舎のホストクラブでおおよそ15万〜20万です。
最低保証給に関しては都市部のホストクラブに比べて大きく劣っているわけではありません。
但し、待遇条件の良い都市部のホストクラブでは上限額がもう少し高くなり、25万程度まで支給してくれます。
ホストが稼げるのは売上を成果として計算される歩合給があるからです。
田舎のホストの場合、No.1ホストであっても月間の売上額が50万円程度ということは珍しくありません。
月間売上が100万円を超えれば田舎では人気ホストです。
この場合、歩合給と賞金・手当を合算すると給料の総額はおおよそ50万円です。
特集:売れないホストの給料は?安心の最低保証
特集:ホストの給料システムとは
田舎のホストはなぜ稼ぎにくいのか?
最も大きな理由は客数と客単価が低いからです。
この2つが低いとホストがどれだけ頑張っても稼ぐのは難しくなります。
田舎のホストの客数
都市部の人気ホストクラブでは毎月100〜200組のお客様が新たに来店してくれます。
田舎のホストクラブの場合だとこの半分も来店してくれたら相当の人気店です。
実際は10分の1程度なんてことも珍しくありません。
田舎から都市部のホストクラブに遊びにいく流れはありますが、逆にはあまり期待できません。
田舎のホストの客単価
ホストクラブで多くのお金を使ってくれるお客様には水商売・風俗関係のお店に勤めている女性の割合が多いです。
都市部には彼女たちが働くお店がたくさんあり、金銭的に潤っています。
1ヶ月に100万円以上を使ってくれる「太客」がたくさんいます。
田舎のホストクラブにも水商売・風俗関係の仕事をする女性が訪れますが、彼女たちの稼ぎ自体が都市部に比べると少なめなので単価が下がります。
例え大金を持った女性がいたとしても、前述のように都市部のホストクラブまで遊びに行ってしまう可能性が少なからずあります。
稼げるチャンスは0ではない
実力がものをいうホスト業界では田舎でもワンチャンあります。
例えば岐阜にあるホストクラブ『Mr.Lonely』で代表を務める「サラン」は月間売上4000万の記録を持っています。
歌舞伎町を含めてもかなり上位の売上記録で、推定月収は2000万以上。
難易度はかなり高いですが、個人の能力次第で大きく稼ぐことも不可能ではありません。
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