ドゥカティは事前の予告通り、2014年9月30日開幕の「2014 Intermot」において新型モデル"Ducati Scrambler"をワールドプレミアした。
70年代のオリジナル"Ducati Scrambler"からインスピレーションを得たデザインが特徴で、ホイールやシート、カラーリング、フェンダーの形状、アクセサリー類により、"Urban Enduro"と"Full Throttle"、"Classic"、"Icon"の4種のバリエーションモデルが揃えられるこのスクランブラーは、"Ducati Monster 796"と同じ最高出力75hp&最大トルク50lb-ftの排気量803cc 空冷L型2気筒エンジンを、倒立式フロントフォークとカンチレバースタイルのリアサスペンション、鋳造アルミスイングアームを備えたスチール製トレリスフレームに搭載するという構成のオフロードモデルである。
引用元:Moter Sounds
発表されたドゥカティの新型モデル“スクランブラー”は、元々1959年に登場した同社のオン/オフ両用タイプのオートバイ。
1974年に最後のモデルが登場するまで、常に改良が行われた商業的にも成功したシリーズだった。
その後、パフォーマンスを重視したモデルに力を入れたという歴史から、今日の“ドゥカティと言えばスーパーバイク”という図式を勝手に作っていた筆者。
今回の新型『スクランブラー』を見た時、「ドゥカティにもこんなバイクがあるのかぁ〜」と驚いた。
と同時に、“60〜70年代を意識したレトロモダンな外観”“乗りやすそうなワイドハンドルバーやロングシート”“何よりドゥカティという絶対的なブランド力”に魅了され、物欲センサーがけたたましく鳴る。
ネット上の反応は様々。
・これはドゥカティである必要性はあるのか?
・グラトラ(SUZUKI グラストラッカー)みたいw
・ドカにはありえないダサさ
といったネガティブな意見もあれば、
・オレは大好きなデザインだ
・速攻セパハンにしてカフェスタイルにするわ
・お前らの反応見てると申し訳なく思うが正直欲しいわ
というポジティブな意見も見られた。
日本での発売は未定だが、北米では2015年1月から販売開始。
ラインナップの中で最も安いモデルは、8,595ドル(約94万円)というお値段とのこと。
ドゥカティにしては安い! あぁ… また物欲センサーが……。