歌舞伎町の有名・カリスマホスト特集

「神7」「レジェンド7」と呼ばれるホストを中心に、歌舞伎町ホスト業界にその名を響かせるカリスマホストを紹介します。
※各項目内は源氏名の50音順
※すでに引退しているホストも含まれます。 最終更新日:2023-12-08


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『神7』と呼ばれるカリスマホスト

ホスト動画サイト『ALL★STARS』(※現在は閉鎖)の企画で選出されたホストです。
企画内容はレジェンドメンバー7人とエントリーメンバー50名をシャッフルして行うトーク番組。
レジェンドメンバーの7人は後に『神7』と呼ばれるようになりました。

越前リョーマ(エチゼンリョーマ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「越前リョーマ(エチゼンリョーマ)」
所属店
Dewl(デュール)
Dewl -Grants-(デュールグランツ)
役職
Producer
カリスマポイント
ホストの神
グループ売上・指名No.1(9年連続)
グループ最高売上記録保持者
各種ブランドモデル
指名本数V100

エピソード・解説

ホストは他の仕事に比べて成功するまでに要する時間は短いです。
人によっては1年程度で大きな成功を収めることができますが、それを維持するのは簡単ではありません。
上記の記録の数々を見てもらえればわかりますが、越前リョーマは誰よりも頂点に立ち続けているホストです。

カリスマホストのデビューは大学2年生の頃。
通っていた大学から近い埼玉のホストクラブで週3〜4日のバイトとして働いていました。
規模の小さいお店だったためにこの頃からすでにNo.1を獲得できていました。
状況が変わったのが3年生の頃。
大学の校舎が都内に移転となり、働くホストクラブも歌舞伎町に変わりました。
ホストクラブの本場である歌舞伎町では以前の埼玉の店のように簡単にはNo.1は獲得できません。
同期のホストが自分が休んでいる間にお客様を獲得していることを知ってからは出勤が増え、いつの間にか週6日のレギュラー勤務となっていました。

No.1へのこだわりは子供のころから潜在的にあったようです。
ヒーロー物で好きなるのは決まってリーダー的存在で一番強い「赤」であり、勉強で得た知識でも忘れずに覚えるのは「世界No.1の○○」のこと。
自身がNo.1になる快感を味わったのは小学校2年生の頃。
マラソン大会で前年6位だった悔しさを翌年に自身の力のみで勝ち取ったときです。
この経験が頂点に立ち続ける彼の原動力になっているようです。

恵まれたルックスに目が行きがちですが、指名をもらうためのきっかけ作りとしてテーブルの「アイス交換」を積極的に行ったり、営業後に自分用のノートへの記録を怠らなかったりと目標を達成するための継続的な努力を続けているホストです。
彼のモットーは書籍『成功したいなら誰かの「推し」になれ』(光文社)にまとめられています。

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緑賀 希蓮(エンガキレン)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「緑賀 希蓮(エンガキレン)」
所属店
ALL -BLACK-(オールブラック)
役職
支配人(在籍時)
現在は美容商品会社 社長
カリスマポイント
「会えるアイドル」としてメディアに多数出演
ALL BLACKの元支配人
起業家に転身
Instagram「美容大臣」2.3万フォロワー

エピソード・解説

「会えるアイドル」のキャッチフレーズでたくさんのメディアに取り上げられたカリスマホストと言えば、緑賀希蓮を思い浮かべる人も多いでしょう。
彼のカリスマなところはずばり「自己ブランディング」
自分を商品にするホスト業界で、相手にどのように見せたいかを考える能力がとても高い人物でした。

そんなカリスマ性を持つ彼もホストを始めた動機は「女性にモテたいから」と平凡なものでした。
2010年頃に大阪の「Ai-For-You」で「希蓮」としてホストデビューします。その後、半年もたたないうちに「縁賀希蓮」に改名しています。
新人当時、「ホスアベ/ホストワーク」のyoutubeインタビューに「ホストが楽しい」と話していました。
ホストは楽しく働ける天職だと感じていたのです。

その後、2015年12月に東京へ進出して「AIR グループ」の「ALL WHITE」に電撃入店。ホスト業界、特に歌舞伎町で大きな話題となりました。

自ら飛び込んだホストの激戦区「歌舞伎町」で生き残るために試行錯誤した結果、彼は「会えるアイドル」というキャッチーな自己ブランドを生み出しました。
「アイドル」的な存在としての立ち位置を確立するため、周囲からの注目を集めるために自らの写真集を出版するなど「会えるアイドル像」を徐々に作り上げていったのです。
2015〜2016年の間に日テレ等、多数のメディアに出演して知名度はさらにアップしました。そして2017年7月に同系列ホストクラブ「ALL BLACK」の支配人に昇格。名実ともにカリスマホストの地位を築きました。そういった中、2018年3月に彼はホスト業界を引退します。

現在はInstagramで「森翔太 美容大臣)」というアカウントにて彼の活躍を見ることができます。
引退後は6月に結婚報告、そして8月には化粧商品等の複数事業をする会社「CHRISTINA JAPAN(クリスティーナジャパン)」を設立しました。
Instagramでは、「会えるアイドルの縁賀希蓮」というブランドから「美容業界の経営者」として新たなブランドイメージを生み出しています。

ホストの平均勤続年数は約8年から15年と比較的短いもの。引退した後に新しい世界に飛び込む人はたくさんいます。
ホストの経験は他の仕事で役に立たないと思われがちですが、そんなことはありません。
引退後もホストとして積み上げてきた対人能力や自己ブランディング力でしっかり活躍できることを彼は証明してくれているのです。

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櫻遊志(サクラユウシ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「櫻遊志(サクラユウシ)」
所属店
SENSE TOKYO BY ACQUA(センストーキョーバイアクア)
役職
社長
カリスマポイント
新しいホストの概念「ネオホスト」の代名詞的存在
ホスト界のファッションリーダー

エピソード・解説

歌舞伎町のみならず、ホストクラブ業界で注目されているホストの1人です。

酒は飲まず、髪を盛らず、オシャレで清潔。
今までのホストとは異なる、新世代のホスト像「ネオホスト」は彼のための名称と言っても過言ではありません。

カッコよさにこだわりの強い人。
そのこだわりは同じお店で働く従業員、時にはホスト業界全体にも向けられ、より洗練された男になる為のアドバイスを発信しています。

ホストとしての弱点であるお酒の弱さを自分磨き・接客スキル向上で克服し、元々好きだったファッションをさらに突き詰めることで自分だけのカラーを演出。
今では唯一無二の存在になるほどまでになりました。

ファッションだけではなく、肉体を鍛えることにも貪欲。
ホスト業界で行われた格闘技イベントではその肉体を披露すると共に勝利を収めてその力強さもアピールしていました。

2021年夏に衝撃的な展開!
櫻遊志が率いるSENSE TOKYOが歌舞伎町の大手グループ『ACQUA(アクア)グループ』とコラボ開始!
経緯は不明ですが、また新たなムーブメントが歌舞伎町に巻き起こりそうです。

2022年には『ACQUAグループ』の地方展開にExecutive Adviserとして参加しているようです。

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渋谷奈槻(シブヤナツキ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「渋谷奈槻(シブヤナツキ)」
所属店
FUYUTSUKI -PARTY-(フユツキパーティ)
役職
FUYUTSUKI -PARTY社長
FUYUTSUKI -BLACK代表取締役社長
P-2 社長
カリスマポイント
月間売上1億オーバー
年間売上3億3千万達成
月間指名252本
現在も現役社長兼プレーヤー

エピソード・解説

愛称は「しぶなつ」。
近年で最も稼いだホストの一人に数えられるカリスマホストです。

水商売の世界に足を踏み入れたのは18歳の時。
地元石川県でバイト先の知人に誘われてボーイズバーで働き始めました。
当時はファミレスで飲み物も注文できないほどの人見知りで、それはボーイズバーで働いても克服できませんでした。

転機となったのはそれから約2年後。
ボーイズバー時代に一緒に働いていた彼にとってカリスマ的存在の人に誘われてホストデビューした時です。
当時の代表ホストは「色恋」に頼らずお客様の心をつかむ客商売の基本原理を完璧にマスターした人でした。
その代表に強い憧れを持った彼は自分自身を変えようと決意します。
声のトーンや質、喋り方に間の取り方、立ち振る舞いのすべてを観察し、真似ることで自分の能力に変えていったのです。
その過程で人見知りは自然と克服できていました。

美しく・可愛げのある顔立ちに182cmの高身長と恵まれたルックスを持ってはいましたが、それだけに頼らないのが彼の凄いところ。
彼は常に自分を追い込み続けることで過去の自分自身を越える成長を遂げてきました。
たとえ1000万の売上があっても、心の中では売上0円のギリギリの状況を思い浮かべて前に進み続ける。
見た目とギャップのあるハングリー精神を持った努力家のホストなのです。

成長を続ける彼は冬月グループ内で次第に地位を確立していきます。
2019年10月、ついに『冬月グループ】の社長に就任しました。
さらに同年にグループ史上最高額(当時)の年間売上3億3千万円を現役プレイヤーとして達成。
役職とプレーヤーの兼任にこだわるのは現場での発信力を保つため。
現役を続けて売り上げを持つことで威厳を保ち、現場の空気を理解した経営をすることが彼の理想なのです。

売れるには「個性が大事」「オンリーワンを目指せ」言われるホスト業界ですが、新人時代に先輩ホストを真似るのは売れるのに有効な方法です。
彼がカリスマな点は、単なる真似で終わらずに自身の能力に変換したこと。そしてその能力を常にハングリー精神をもって高めたことでしょう。

渚光(ナギサヒカル)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「渚光(ナギサヒカル)」
所属店
愛本店(アイホンテン)
役職
EXECUTIVE PLAYER
カリスマポイント
AIRグループ歴代最高売上記録更新
AIRグループ月間最高売り上げ約3500万円(2013年)
3年連続1億プレーヤー
年間指名本数1000本オーバー
ポケモンGO バトル勝利数日本記録/世界ランキング9位

エピソード・解説

ホスト業界で名前を知らない人はいないほど有名な渚光。
181pという高身長でスタイル抜群と高いポテンシャルを持ち、大手ホストクラブ「AIR グループ」の「AIR」や「AVA」に所属していたホスト業界の神7に入る一流カリスマホストです。

彼がカリスマな点は何事にもストイックに向き合うといった内面にとても熱い意志を持っていることです。「AIR」時代のブログで「妥当は向いていないみたいです。おれはよく失敗するから。」「毎日毎日逃げたい事から逃げなかったからかな。逃げるのは誰でもできるから」と強いメッセージを綴っていました。
実際、それは売り上げにも出ており、2013年11月には月間売上3500万円を達成し、当時の「AIRグループ」の記録を更新しました。また同年はグループ内の年間売上歴代最高記録も更新して、留まることを知らない経歴の数々を持っています。指名本数も当時は1000本を超えていたとか…。
(年間240本程度の指名があればホストとして一人前だと言われています)

その後、ライバルグループの「groupdandy」に移籍したことで、業界内では大きな話題を生みました。噂話や憶測が飛び交いましたが、理由については今も明らかにされていません。
現在は、ホストクラブ老舗「愛本店」に所属しています。昔ながらの「THE ホスト」をコンセプトにしたお店なので、彼の個性が発揮できるお店と言えるでしょう。
「AIRグループ時代」とは違って月に2〜3回程度の出勤となっており、SNSなどで出勤情報をチェックしないとなかなか会えません。お店の中でも貴重な存在になっているようです。

現在の渚光には源氏名以外にももう一つの名前があります。それは「ナギピカ」。これは「ポケモンGO」と「ホスト」の話を9:1の割合で配信している渚光のYouTuber名です。2017年に「ポケモンGO」と出会ってからものすごい勢いでのめり込み、2019年にはyoutubeチャンネルを開設するほどに。現在の登録者数は7700人です。
さらにすごいのは「ポケモンGO」でもバトル勝利数の日本記録を樹立するといった実力者に登りつめていることです。「ポケモンGO」のためにわざわざシンガポールまで行ったエピソードもあり、こちらでも全く妥協はしていない様子です。
ホスト業界でしっかり稼いで、その後はやりたいことに全力で取り組める生活。カリスマホストだからできる「第二の人生」を過ごす渚光には憧れずにはいられません。

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蓮士(レンジ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「蓮士(レンジ)」
所属店
RESISTANCE(レジスタンス)
since you…FioRe(シンスユーフィオーレ)
役職
CEO
カリスマポイント
5年連続「億の男」&殿堂入り
三年連続指名1000組突破・月間最高指名本数151本・指名年間1250組
年間売上1億6千万(2014年)・月間最高売上5000万・3年連続GROUP売上&指名1位

エピソード・解説

ジャニーズの某グループのメンバーにルックスが激似という点でも注目を集めた有名ホストです。
そのメンバーが有名学園ドラマに出演していた時には髪型も似ていたのでかなり話題になりました。

ホスト人生は2008年にスタート。
きっかけは「SINCE YOU...本店」の拓真社長(当時)に声をかけてもらったこと。
元々はホストに対して良いイメージがなかったものの、熱い説得を受けてホストの世界に飛び込みました

ルックスがアイドル並み、素直な性格、お客様との出会い1つ1つを大切にする営業スタイルであっという間にNo.1を獲得。
入店してから1年後には幹部昇格、そして3年後に代表に就任するまでに急成長。
2013年、23歳の時に年間売上1億円に到達して一流ホストの仲間入りを果たしました。

快進撃は翌2014年にも続きます。
当時の歌舞伎町ホスト業界で堂々のトップとなる月間売上5000万を達成し、グループ内外での存在感がさらに増しました。
同年は1年間毎月売上1000万突破の記録も達成しています。
2013年から2017年まで5年連続で年間売上1億円に到達した偉業を称えてグループ内で「殿堂入り」認定されるまでに至りました。

2022年現在は「SINCE YOU... GROUP」内にある「R‘s GROUP」の「RESISTANCE」「FioRe」の2店舗でCEOに就任しています。
彼の手腕にかかれば貴方もいち早く売れっ子ホストになれるかもしれません。

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ROLAND(ローランド)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「ROLAND(ローランド)」
所属店
THE CLUB(ザクラブ)
役職
社長
カリスマポイント
圧倒的ナルシスト
結果を残すビッグマウス
数々の明言・金言
ホスト業界を超えたマルチな活躍

エピソード・解説

現代ホスト界の帝王とも称されるカリスマホスト。
たった数年で業界内の知名度を爆上げし、一気にトップクラスへ。
最終的にはホストの枠組みを超えて一人のタレント・経営者として活躍中です。

2013年に歌舞伎町の大手ホストグループ『KG-produce(ケージープロデュース)』の「PLATINA -本店-」移籍した後から徐々にその知名度を上げていきました。
当時の源氏名は「東城 誠さま」。
ビッグマウス&俺様的な接客でありながら多くのお客様を魅了する姿はまさにカリスマ。
但し、全てが順調だったわけではなく、トークでは負けていないのにルックスが少し劣っているだけでトップに立てないジレンマを解消するために整形手術を行っています。
※整形はカミングアウトどころか、施術を担当したクリニックに前後の写真が掲載されているほどオープンです。

次第にメディアからの注目が集まり、取材が殺到。
バラエティ番組やホスト業界に密着した番組はもちろんのこと、某有名刑事ドラマに出演もしました。

彼が放つ印象的なフレーズは「ローランド語録」として注目を集めました。
「ホスト業界で自分を知らないのは勉強不足」、「ホストをやるために生まれたんじゃなく、自分にホストをやってもらうために業界が誕生した」など。
彼の生き方や美学をまとめた書籍の発売や、ホスト業界では(おそらく)初となる個人の展覧会が開催され人気を博しました。

本業であるホストの仕事は「PLATINA -本店-」を卒業後に自身のお店「THE CLUB」を2019年に開店。
業界内でも最も注目を集める店舗として、数多くの優秀なホストたちと業界に新風を巻き起こしました。
しかし、2020年の新型コロナウィルスの感染拡大防止としての営業自粛の影響もあり、閉店を決断。
但し、一部の情報では移転予定であった物件の家賃は継続して支払っているようでコロナ収束後には再度オープンするとの噂がありました。その後、実際にお店は再オープンしました。

最近になって源氏名であるローランドの由来が漫画『帝一の國』のキャラクターである氷室ローランドだったことが明かされました。

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『レジェンド7』と呼ばれるカリスマホスト

令和時代に新たに選出された7人のホスト。
随時更新予定です。

葵未来(アオイミライ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「葵未来(アオイミライ)」
所属店
PRINCE-TOKYO※2022年11月閉店(プリンストウキョウ)
役職
元代表取締役
カリスマポイント
大学院卒のホスト

エピソード・解説

葵未来は大学院卒の経歴を持つレジェンドホストです。

葵未来がホストになったのは大阪の大学に通っていた18歳の時で、きっかけは女の子の友達に「ホストの素質があるよ」と言われたことです。当時は週1回出勤する程度のアルバイトで、学業と並行しながら働いていました。

大学を無事に卒業した葵未来は、東京の大学院に進学。ホストのアルバイトは歌舞伎町の冬月グループ店舗の1つであるFANGに入店して続けました。FANGでも週に1回の出勤は変わりませんが、少ない出勤数でありながら店舗No.1を何度も達成。葵未来で有名な「監督」の称号はこの時に付与されました。

2015年に大学院を卒業した葵未来は、ホスト業界を卒業して営業職に就職します。しかし、「オレこのまま死ぬまで我慢してくのか」と自分の将来に絶望して半年で退社。そんな時に、FANG時代の友人である1億円プレイヤー・渋谷奈槻から、冬月で新たなお店をオープンするという話を聞きました。ホスト業界復帰の話はスムーズに進み、冬月グループの新店舗は、葵未来が徹底的にプロデュースすることになったのです。

新店舗の工事中はFANGに仮在籍という形で業界へ戻ることになり、戻った2カ月目から店舗売上No.2を達成。この実績は葵未来にとって大きな自信となります。そして2015年に工事が終わり満を持して新店舗PLAZMAをオープン。PLAZMAは順調にスタートを切り、2016年には店舗売上・指名数が前年比で3倍以上に成長。冬月の歴代指名本数を更新するほどの人気店舗になりました。さらに2017年には新たな店舗Forceを立ち上げています。

代表で働いている間はプレイヤーとしてはあまり活動せず、経営や教育に専念していました。大学院を卒業し経営学修士を取得していたからこそ、2つの店舗をここまで繁栄させられたのです。

2019年に自身で1からプロデュースした、PRINCE-TOKYOをオープン。同時に冬月グループを卒業して完全独立を果たします。葵未来もプレイヤーとして積極的に働き、1000万プレイヤーを続々と輩出しました。経営者として様々な功績を残した葵未来ですが、2022年11月にPRINCE-TOKYOは惜しまれつつも閉店し、彼自身もホスト業界から卒業しました。

一条ヒカル(イチジョウヒカル)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「一条ヒカル(イチジョウヒカル)」
所属店
Group BJ(グループビージェイ)
役職
会長
カリスマポイント
歌舞伎町の異端児
4年間連続年間売上1億円オーバー
年間最高売上1億5千万円オーバー
指名本数200オーバー

エピソード・解説

一条ヒカルは、独自の教育方針で数多くの1000万円プレイヤーを誕生させているカリスマホストです。1987年1月4日生まれの富山県舟倉村出身で、185cmの高身長が特徴的です。4年間連続年間売上1億円以上や年間最高売上1億5千万円以上といった様々な功績を残しています。

ホストになる前、一条ヒカルは美容師として働いていました。当時はお金に余裕がなく、日銭を稼ぐために現在は会長を務めている「group BJ」の店舗に体験入店しました。元々はホストが大嫌いだったため、実際にホストになるつもりはなく、目的は体験料の5000円をもらうことでした。

体験入店のミーティングでは、当時の「group BJ」の指導者が経営や人材育成について真剣に語っていました。想像以上にホストがしっかりとした考え方を持っていることを知り、一条ヒカルはとても感動しました。また、同世代のホストが高級な腕時計を付けて店舗をまとめている姿に憧れ、入店を決意しました。日銭を稼ぐための体験入店が、自分の人生を変えるきっかけとなったのです。

22歳でホストになってからは努力と実力で結果を残し、様々な店舗でNo.1を獲得します。最高指名本数が200本を超え、売り上げ以外にも数多くの記録を樹立しました。ホストとしての功績を残していくうちに、歌舞伎町のカリスマホストとして業界のリーダー的存在にまで成長しました。

プレイヤーを引退後は経営者の道に進みました。経営者として最も有名な功績は、未経験者のみの店舗で月間売上1億円を達成したことです。店舗の月間売上1億円を目指すためには、経験者を集めた方が教育コストを削減できて効率的です。しかし、一条ヒカルは全員未経験者の店舗で月間売上1億円を達成しました。偉業を達成した彼は周囲から「歌舞伎町の異端児」と呼ばれるようになりました。

未経験者のみで年間売上1億円を達成した秘訣は、一条ヒカル独自の人材教育にあります。一条ヒカルは、それぞれのホストに「3ヶ月以内に月間売上100万円達成」という共通の目標を設定しました。達成できなかったホストには、髪型や源氏名、話し方など徹底的にマネジメントして1からキャラクターを作り直します。一条ヒカルのマネジメントは的確で、未経験で入店したホストが1年半で年間売上1億6000万円を超えるほどです。

また、ホストの素行の管理も徹底しており、信号無視やポイ捨て、歩きタバコなどを禁止しました。横柄な態度を全く取らないホストたちは、ギャップが可愛いと話題になり、次第にファンがつくようになっていきました。このギャップも未経験ホストを売るための手法の1つに取り入れ、10年以上継続しています。

一条ヒカルの人材教育や経営理念は、ホスト業界を越えて様々な企業から賞賛されています。現在は、ホストの見られ方や、歌舞伎町のイメージ、水商売のイメージ改善を目標に経営者として活動しています。現在は「group BJ」の全12店舗のうち5店舗を経営しており、総勢150名の部下を牽引しています。

瀬女蘭(セナラン)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「瀬女蘭(セナラン)」
所属店
PLATINA(プラチナ)
Club.Mr.(クラブミスター)
役職
社長
カリスマポイント
指名本数100本オーバー(2012年)
KG PRODUCE 2店舗 社長(PLATINA・Mr.)
ローランドの元上司
ホストマネジメントのスペシャリスト
抜群のトーク力

エピソード・解説

ローランドと共に2018年にテレビ番組「ソノサキ〜見たい知りたい大追跡〜」に出演して話題になったホストです。

1998年、地元北海道の最大のホストクラブ街すすきのでホストデビュー。当時は18歳でした。
彼には料理人になる夢があったため、2年後の2000年に一度ホストを辞めています。
専門学校を卒業し、ホテルに就職しましたが下積みが数年続くことに絶望して即座に退職を決意しました。
退職後は木彫りの販売員や広告営業マンなどの職を転々とします。
そこで先輩たちの給料を知り、だんだんと将来に不安を感じるようになります。
最終的にホストの世界へ戻ることにしました。

紆余曲折なキャリアを重ねるにつれ、自身に「逃げ癖」があることを痛感した彼は退路を断つため上京を選択。
3カ月を期限として「稼げなければ、北海道で普通のレールに乗ろう」と心に決めて歌舞伎町のホストクラブ「CLUB SORA」に入店しました。

最初の1ヵ月は全く売上を作れず、内勤に存在を忘れられるという屈辱も味わいました。
そんな苦しい状況を経験したことがなんとしても売れようという強い決意に繋がります。
営業後もお客様を見つけるため、睡眠を削って全力で奔走した結果、2カ月目にお店のNo.1ホストに成り上りました。
この成功体験を経て順調に売上を伸ばし、ついには8カ月間No.1に輝く大躍進を遂げています。

2010年7月に「CLUB SORA」は閉店しましたが、仲間と共に2010年9月から「HEREM」でホスト人生を再スタート。
売上は好調でNo.3〜5に安定しては入れるものの、もうひと伸び欲しい状態でした。
そんな時に新店の運営を任せられるホストを探しているという情報が耳に入ります。
新店を成功させることができればプレーヤーを遥かに超える恩恵や力がつく」、そう考えた彼はすぐさま名乗りを上げました。
更なる挑戦の始まりです。

2012年に「PLATINA本店」がグランドオープン。瀬女蘭は代表を任されました。
オープン初月から店舗売上2400万円を超える順調なスタートを切ったものの、このままでは物足りないと思った彼は行動を起こします。
すでに業界で注目されていた東條誠(後のローランド)を勧誘したのです。
独特な価値観と高いカリスマ性を持つ東條誠は次第にお店の顔的存在になります。
その時、プレイヤーとしての引き際を感じた彼は裏方としてホストたちを活かすために2013年から店舗運営業務に専念することにしました。

クセの強いホスト達の調整役として奮闘したこと、早乙女サランや朱野翔など3人の1億円プレーヤーの存在も相まってオープン以来の最盛期を迎えます。
2018年には社長として2店舗目となる「Mr.」をオープン。
現在もホストクラブの経営者としてYoutubeチャンネル「歌舞伎町の蘭社長【KG GROUP】」(登録者7.5万人)等のSNSメディアへ出演して活躍を続けています。

瀬女蘭は新しい環境に挑戦し続ける優れたホストでした。
その挑戦は歌舞伎町でホストを始めることから始まり、グループの新店代表に名乗りを上げ、そしてローランドの活躍を機に現役を退き経営業への挑戦に続きます。
経営業に専念しても挑戦を続ける彼の動向に注目です。

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夏稀(ナツキ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「夏稀(ナツキ)」
所属店
ellie(エリー)
el(エル)
役職
SMILE GROUP(スマイルグループ)会長
カリスマポイント
年間売上 2億3千万円(2018年)
年間指名本数 1800本(2018年)
月間指名本数 207本(2019年)
4年連続年間売上 1億4000万(2016〜2019年)
4年連続年間指名本数 1000本(2019年)
オープン1年で店舗月間売上1億円達成(エルコレ最速 2021年)
Instagram 6,300フォロワー

エピソード・解説

「平成の怪物」と呼ばれるカリスマホストです。

ホスト人生のスタートは21歳の大学生の時、お店は歌舞伎町の有名店「SINCE YOU... -本店-」でした。
当時主流だったSNS「mixi(ミクシィ)」にて勧誘を受けたのがきっかけです。
入店から早々に200万円以上の売上を達成するなど順調なスタートを切りましたが、その後は本人曰く「色惚け状態」に。
彼女との生活を優先してホストを引退、不動産屋の営業マンに転職します。
売上に対する歩合で稼ぐ給料システムはホストと同じものの、働く時間と給料のバランスは悪くなりました。
このまま仕事を続けて30歳になってもホスト以上に稼げないと思い悩んでホストの世界に戻ることを決意しました。

2015年、ホスト人生のリスタートに選んだのは有名ホストグループ「groupdandy」。
目標は「2年で代表、30歳で自分の店を出す」。
プレーヤーと経営者の両面で高い目標を掲げた夏稀の伝説はここから始まります。

まずはプレイヤーとして頂点に立つための行動を起こしました。
指名までたどり着いたお客様のことを徹底的に会話の中で探り、お客様の最も心地よい「接客」を作り上げていきました
そこから自分の売り上げに協力してくれるお客様を見つけ出し、その人が最もお金を貢ぎたいと思うホスト(本担)になることで急激な売り上げを作り出していきます。
彼は効率的な方法を分析して行動し続けることで最速の道を進み続けました。
その結果、2017年に所属していた「club Leo」の代表へ就任。この瞬間、「2年で代表」の目標を達成しました。
さらに年間売上1億4,000万円、指名本数1,200本を達成すると夏稀のカリスマ性は「平成の怪物」という異名で世に知れ渡ったのです。

1億円を超える売上を達成しても当時のグループ全体ではNo.3。
自分よりまだ上の存在がいることで、彼は闘志を燃やしました。
「2019年は2億を売る」とグループ表彰式で公言することでたくさんのお客様に気持ちを伝えたのです。まさに怪物発言でした。
その意気込みが前年に広がった知名度と相まって、2018年には有言実行の売上2億3千万円に到達。
彼は2015年の復帰から3年間ほとんど休まず働き続けて、グループの頂点に立ったのです。

2020年には経営者としての目標である「30歳で店舗出店」達成します。
「groupdandy」から独立したブランド「L’s collection(エルズコレクション)」にて「ellie(エリー)」を新規オープン
現在はプレーヤーを引退して経営者の道を歩み続けています。
2店舗を持つグループの会長へ登り詰めてもなお、目標達成へ進む姿勢は崩していません。
次なる目標は「グループ3店舗目の出店」です。

常に走り続けた夏稀。「ホストは30歳がピーク」だと自身のyotubeチャンネルで語っています。
それまでにどのようなものを自分の中で積み上げていくのか、皆も考えた方がいいと彼からのアドバイスがそこには込められています。
何事も計画を立てるところまでは簡単です。
しかし、それを実現するまでには夏稀のような熱意と行動が必要となるのです。

関連・系列店舗

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七瀬春人(ナナセハルト)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「七瀬春人(ナナセハルト)」
所属店
RE:MAKE(リメイク)
役職
Producer
カリスマポイント
2016年度groupdandy年間No.1
3年連続年間売上1億オーバー
年間最高売上1億5000万オーバー
月間最高売上5500万オーバー

エピソード・解説

七瀬春人は、Legendの称号を持つカリスマホストです。Legendとは、在籍ホストが1000人を超える巨大グループ「groupdandy(グループダンディ)」の中でも特に偉大な功績を残したホストに与えられる称号です。

現在は圧倒的なカリスマ性を持つ彼ですが、元々人見知りな性格でした。コミュニケーション能力が必要なホストの仕事を始めるのは茨の道ですが、それでもホストの仕事を選んだのは将来の目標や欲しいものを考えて逆算した結果でした。

ホストになったのは2011年で、中央大学に通いながらホストとして働いていました。親からはホストの仕事を反対されていましたが、2014年の大学卒業と同時に親の反対を押し切って本格的にホストとして働き始めました。在学中より所属していた「groupdandy」からの提案を受け、2015年にオープンしたYellowへ移籍。この移籍が後に彼がカリスマホストとして花開くきっかけとなったのです。

Yellowのオープン二ングスタッフとして働いている中で、メキメキと頭角を現していき、月間売上は200万から1800万円まで成長。翌年の2016年には、年間売上1億5000万円を突破し、groupdandy総勢700名(当時)の中でNo.1に輝きました。同時に達成した月間最高売上5500万円という記録もgroupdandyの現役プレイヤーの中でTOP3の功績です。

「どうすれば上を目指せるか?」を追求した結果、2017年の「groupdandy」上半期ランキングでもNo.2を獲得。その功績を評価されて新店舗であるRE:MAKEのプロデューサーに抜擢されました。

七瀬春人のカリスマ的偉業はまだ終わりません。RE:MAKEのプロデューサーとして働きながら、2017年も年間売上1億円を達成したのです。「groupdandy」全体のランキングもNo.3と、プロデューサーだけでなくプレイヤーとしてもしっかりと結果を残しました。驚くことに、さらに翌年の2018年の年間売り上げも1億円を突破。3年連続年間売上1億円オーバーはgroupdandyでも初の快挙で、それを賞してLegendの称号を与えられました。

プロデューサーとプレイヤーを兼任しながら様々な記録を作りましたが、2019年6月にバースデーイベントを開催し現役プレイヤー引退を発表。8年間休まず走り続けてきた怒涛の現役プレイヤー人生に幕を下ろします。

プレイヤーを引退してからも彼の快挙は止まりません。自身の経験をもとにした最適なマネジメントで部下を教育していきます。その結果、1000万プレイヤー&1億プレイヤーをRE:MAKEから続々と輩出し、店舗の売上を右肩上がりで伸ばしていきます。2019年には店舗月間売上が1億6500万円を突破し、2023年には1億7500万円に到達して記録を更新、経営者としての素質もあることを業界全体に強くアピールしました。

七瀬春人はキャストの質を最も意識していて、ただ部下を育てるだけでなく「自分と同じような熱量でホストができる人材」を課題に教育しています。その結果、RE:MAKEでは40人中40位のホストでも総売上50万円を超えるなどホスト全員のスキルが高い店だと話題になり、歌舞伎町で最も入店希望が多い店舗の1つになりました。ホスト業界関係者は敬意を表してRE:MAKEを「正真正銘、誰でも売れるホストクラブ」と呼びます。ランキングからは引退していますが、今後も七瀬春人とRE:MAKEの快挙には目を離せません。

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姫野愛透(ヒメノアイ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「姫野愛透(ヒメノアイ)」
所属店
club THE STINGER 歌舞伎町店(クラブザスティンガーカブキチョウテン)
役職
東京店オーナー/group執行部
カリスマポイント
逆境からの逆転

エピソード・解説

姫野愛透は1989年1月19日に福岡県で生まれ、スナックを経営している母親の女手一つで育てられました。水商売をしている母子家庭だったので、幼少期より夜間は家に一人でいることが多く、小学生の時から夜遊びを始めます。

中学に進学した時にはすでに窃盗や喧嘩に明け暮れていました。母親が再婚し、夜中に義理の父親が家にいても非行は収まらず、中学3年の時に逮捕されて少年院に入ります

少年院での厳しい教育で反省し、無事に高校へ進学。しかし、高校生活に価値を見出せずに中退して、その後ホストデビューします。

若さを活かした「かわいらしさ」を売りにして、未経験で初めてすぐに50万円ほどの売上を獲得しました。当時の彼にとって50万円は大金なので、女の子にモテて楽しく稼げることに大喜びしました。自分にとってホストは天職だと確信し、そこからホストに夢中になります。

ホストとして順調に売上を伸ばしていた時、STINGERの会長と出会いSTINGERへ移籍します。この移籍が人生最大のターニングポイントであったと本人も語っており、そこからさらにカリスマホストとして飛躍していきます。

STINGERに移籍してからも姫野愛透の勢いはすさまじく、3か月連続で売上No.1を達成。福岡で圧倒的な地位を手に入れましたが、次第に自分の実力を試してみたいという気持ちが芽生え始めます。そして2017年ついに、自身でTHE STINGER TOKYOをプロデュースして歌舞伎町に進出しました。

歌舞伎町が舞台であっても姫野愛透の快進撃は止まらず、瞬く間にTHE STINGER TOKYOは大人気のホストクラブになりました。その功績を認められて歌舞伎町・すすきの・福岡中洲に展開するSグループのグループプロデューサーに任命されます。

現在は、club THE STINGER 歌舞伎町店のオーナーとgroup執行部を兼任しています。

流川楓(ルカワカエデ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「流川楓(ルカワカエデ)」
所属店
ALF(エルフ)
役職
代表取締役社長
カリスマポイント
月間売上4000万円達成(2018年4月)
月間売上1000万突破(2018年1月)
2年連続月間売上1000万円3回達成(2018年〜2019年)
AIRグループ「元祖 職業イケメン」

エピソード・解説

186cmのモデル体型でさわやかなルックス。「元祖 職業イケメン」として『AIRグループ』で名高いカリスマホストです。月間売上4000万円をたたき出したり、2年連続月間売上1000万円3回達成するなど常にトップクラスの活躍実績があります。

彼のホスト人生は2007年に新宿でスタートしました。入店してすぐに150万円オーバーの売上を達成。「1000万プレーヤーがいるところで活躍してみたい」とさらなる高みを目指して『AIRグループ』に入りました。移籍後も売上No.1を何度も獲得するなど順調に売上を伸ばしていき、その実力を認められて2017年10月に同グループの「ALL WHITE」の代表へ就任しました。

モットーは「無理をしないこと」。これは手抜きをするという意味ではありません。無理して実力の120%を出した場合、成功しても失敗しても心身の消耗が激しくなります。心を穏やかにして、いつ来るかわからないチャンスを逃さないためには常に100%をキープすることがベストだという考え方です。

自身の月間最高売上4000万円を達成した際も「無理していない」とは本人の談。この考え方は幼少期にはすでに根付いていたようです。決定的だったのが父親が経営する会社の倒産。うまい話に乗って頑張りすぎた結果、すべてを失った姿を見て「チャレンジ精神が時に人を滅ぼす」ことを学んだのです。※父親はその後、元気にトラック運転手として働いています。

2022年8月に代表取締役社長として「ALF」をグランドオープン。「あの流川楓が新しい店を開く」と歌舞伎町では大きくな話題となりました。かつて代表を務めた「ALL WHITE」に勝てるお店を作るとの野望を持ち、同年11月には早くも月間売上1100万円を達成するプレーヤーを誕生させています。

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その他の歌舞伎町のカリスマホスト

歌舞伎町のホスト業界にはまだまだ紹介したいカリスマホストがたくさんいます。
「ホストクラブの父」を始め、業界の歴史にその名を刻むカリスマを要チェック!

愛田武(アイダタケシ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「愛田武(アイダタケシ)」
所属店
愛本店(アイホンテン)
役職
名誉会長
カリスマポイント
現在のホストクラブの仕組みを作り上げた
歌舞伎町ホストクラブ協力会初代会長

エピソード・解説

ホストクラブの歴史を語る上で絶対に外せない超重要人物。
※故人。

ホストクラブの前身は女性のためのダンスホール。
講師がサロンスペースで女性と歓談するというものでした。
給料システムは現在のホストと比べて悪く、基本給無し、指名料のほかはわずかなチップ・ヘルプバックのみで生計を立てなくてはいけない上に毎週場代(フロアの使用料のようなもの)を支払えないと解雇されるという厳しいもの。

その仕組みを改善し、現在のホストクラブの基礎を造り出したのが彼です。
その功績からホストクラブの父とも呼ばれています。

ユニークなキャラクターからメディアへの出演も多くホストの代名詞的存在になりました。
その他、彼自身の半生が映画化されたり、奥さんの自伝がテレビドラマ化されたりとその影響力はホストクラブ業界を超えて広く及んでいました。

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粟屋 麦(アワヤムギ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「粟屋 麦(アワヤムギ)」
所属店
CERN(セルン)
カリスマポイント
ホスト1年目から年間売上1億円オーバー
ホスト業界をにぎわせた電撃移籍

エピソード・解説

新人ホストは稼げない?
そんなイメージを払拭する活躍を果たしたのが彼です。
歌舞伎町の某大手グループの系列店という恵まれた環境ではありますが、ホスト歴1年の新人が達成した年間売上記録は1億円。
歌舞伎町のホスト業界に大きな衝撃を与えました。

その後、成績優秀者を表彰するイベントに出席。
列席したグループ内のホストに「自分を負かしにきてください」との挑発的なコメントもあり、今後の更なる活躍を多くの人が期待しました。
その矢先に移籍の話が持ち上がります。
移籍先はこれまた歌舞伎町の大手グループである「グループダンディ」。
移籍は現実のものとなり、新たな店舗で1からのスタートを切ることになりました。

新人時代から1億を売る実力派。
あっという間に主任⇒総支配人と出世していきました。

2022年、彼のSNSにて在籍店を「クビ」になったとの衝撃の報告がありました。
それ以上の詳細は語られることはありませんでしたが、新しい環境にチャレンジすることの大切さについてたびたびコメントしています。
自身の持つ可能性を新しい環境で試したかったのかもしれません。

移籍先の店舗である『エルズコレクション』の「金夜叉 〜ZERO〜」のオープンまでの充電期間中に整形を行ってダウンタイムを過す日々が続きました。
痛々しい顔面をSNS上にアップすることで新たなファンを生み出しています。
新人時代から続く年間売上1億オーバーを途絶えさせないため、新しい環境でチャレンジを続けています。

2022年中にこちらもカリスマホストの「鳳帝(オオトリミカド)」が率いる『Group Anarchy(グループアナーキー)』にさらに移籍。
この移籍は最初から一時的なもののようで、2023年には自らがプロデュースする新店をオープンしています。

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Uru(ウル)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「Uru(ウル)」
所属店
ST3LLA by ACQUA(ステラバイアクア)
役職
EP
カリスマポイント
年間売上1億6千万円オーバー
素顔を見せないマスク接客で売上トップ
会える2.5次元VTuber「豺牙うる」としても活動

エピソード・解説

アニメやゲームの世界から飛び出してきたような超絶的ルックスのホスト。
それは整形によって手に入れたものです。

ホストの仕事を始めたきっかけは承認欲求を満たすため
小学生時代に苛められていた経験から次第に「人から認められたい」と強く願うようになり、それを叶える為にホスト業界へ。

整形は元々ルックスに対するコンプレックスがあったために希望していましたが金銭面から断念。
しかし、ホストの仕事を始めて稼げるようになると次第に現実的に。
ついに韓国で整形手術を行いました。

2つのコンプレックス・願望をホストとして働くことで叶えたのです。

マスクを外さない理由はいくつかあるようです。
1つはダウンタイム中(整形後の腫れなどが引くまでの時間)であること、もう1つは自身にとって現在のルックスが100%完璧なものではないこと。
今後、彼が接客中にマスクを外す日は来るのか…要注目です。

マスクによって表情が見えないことは接客業において圧倒的に不利。
だからこそ彼は「言葉」を大切にした接客を心掛けています。
その接客は多くのお客様の心を掴み、歌舞伎町の大手ホストクラブグループである「アクアグループ」の売上最高記録を達成するに至りました。

2022年、源氏名を「Pay」から変更して再始動しました。
ほとんどホストとして活動していなかった2年間でお客様との関係は全て自然消滅。
1億円プレイヤーのカリスマホストが一番下っ端の「掃除組」から再起を図ります

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桐生(キリュウ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「桐生(キリュウ)」
所属店
レジェンド愛Neo(レジェンドアイネオ)
役職
代表取締役社長
カリスマポイント
老舗ホストクラブ『愛本店』のレジェンド
引退〜復活後に売上記録達成
かにぱんおじさん
年間売上2億4000万

エピソード・解説

老舗ホストクラブ『愛本店』で中心的な存在として活躍しましたが、引退。
そのままホストクラブ業界とは別の道に進むのかと思いきや、新しい時代の幕開け「令和元年」にホストとして復活しました。

復活の舞台はもちろん元の所属店である『愛本店』。
相談役に就任しましたが、現役プレイヤーとしても続行。
ブランクを感じさせない接客とお客様への求心力はさすがカリスマ。
月間売上5000万円オーバーを2ヶ月連続で成し遂げる快挙を達成しました。
若手のホストを叱咤激励するには少々派手すぎる売上です(笑)。
最終的に2億4000万を超える売上に到達し、40歳を超えてから自身の売上記録(当時の歌舞伎町の売上記録も)を塗り替えました

見た目とは裏腹に、かにぱん(かにの形をした子供向けのパン)が大好物。
『愛本店』のフードメニューにかにぱんを追加させたり、バースデーにシャンパンタワーならぬ、かにぱんタワーを建てたりとその愛の深さは計り知れません。
SNSでもかにぱんおじさんとしてかにぱんの魅力を発信しています。

2020年、遂に独立。
愛本店の有志ホストと共に会員制社交ダンスクラブ『レジェンド愛』をオープン。
古き良き大人の社交場として現代のホストクラブとは一味違った魅力を提供しています。
そして、2021年に満を持してホストクラブ『レジェンド愛Neo』をオープン(5月予定)。
彼の伝説を継承し、次世代を担うやる気に満ち溢れたホストを大募集中。

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桐生レイラ(キリュウレイラ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「桐生レイラ(キリュウレイラ)」
所属店
RHYTHM(リズム)
役職
代表取締役社長
カリスマポイント
ハーフ系ホストのパイオニア
モデル活動などホスト以外の分野での高い知名度

エピソード・解説

関東の大手ホストクラブグループ『AIRグループ』の中でも人気の高いALL BLACKの代表を務めていたホスト。

日本人離れしたルックスが印象的ですが、理由は簡単、ハーフだからです。
しかも、フランスとブラジルという美と情熱のエッセンスを組み合わせたいいとこ取り。

彼がホストを始める以前にハーフのホストがいなかったわけではないでしょう。
しかし、彼ほどのルックス・実力・カリスマ性を持ち活躍したハーフホストはいないでしょう。

幼少期をフランス・ブラジルで過ごした彼は10代の頃日本にやってきました。
言葉の壁はありましたが努力で克服、ルックスはやはり飛びぬけていたので読者モデルとして活躍し、その後はホストの世界へ。

売上Noは常に上位で、グループで結成した音楽グループにも所属、テレビ出演、雑誌モデルとして活躍することで知名度はさらにアップ。
お店の代表を任されるまでになりました。

現在は2019年に新規オープンした「RHYTHM」を率いる責任者として活躍しています。

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黒崎剣(クロサキケン)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「黒崎剣(クロサキケン)」
所属店
BLACK SWORD(ブラックソード)
役職
CEO
カリスマポイント
モデル、タレント、経営者などマルチな活動
月間売上4300万円
年間売上1億6000万

エピソード・解説

大学在学中(法学部)にホストの世界へ。
新人時代は学業との両立が難しかったようで一時休学してしまいました。
しかし、徐々にその実力を発揮して年間1億円プレイヤーにまで成長。
仕事が安定するようになった後には学業にも復帰して無事卒業を果たしています。

その後はホストとして全日本ホストグランプリの関東ブロック優勝、ホスト業以外ではファッション誌のモデルを行うなど活躍しました。
そして、ついに独立し店舗をオープン。

ホストクラブの運営は彼の経営者としての活動の一部に過ぎません。
その他に、美容関係、不動産、コンサルタント業など多方面で活躍しているのです。
また、自身も参加しているダンスヴォーカルユニットのプロデュースし2017年にデビューさせています。(※メンバーはBLACK SWORDのホスト)

ホストの独立後の理想・成功例と言っても過言でない活躍をしている人です。

現在は歌舞伎町ホストクラブグループ『L's collection』に参画。

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黒崎店長(黒崎秀)(クロサキテンチョウ)

新宿歌舞伎町のカリスマホスト「黒崎店長(黒崎秀)(クロサキテンチョウ)」
所属店
THE CHIC(ザシック)
THE CLUB(ザクラブ)
役職
店長
カリスマポイント
ホスト業界の帝王「ローランド」の右腕的存在
黒のカリスマ
影の支配者

エピソード・解説

ホスト業界の帝王と呼ばれるローランドが経営するホストクラブ1号店『THE CLUB』とその2号店である『THE CHIC』の店長です。
もともとは自身も現役ホストとして活躍していましたが、歌舞伎町の『PLATINA本店』を2021年9月に退店し、それをもってホストを引退しました。
現在は、「黒のカリスマ」「影の支配者」などと呼ばれ、尊敬と人気を集め、カリスマホストローランドの右腕的存在です。

登録者数131万人を誇るYoutubeチャンネル「THE ROLAND SHOW」でその姿を見ることができます。
動画内では、「鬼店長」「鬼軍曹」とも称され、ホストに厳しくダメ出しし指導したり、時にはホストの採用基準をめぐってローランドと議論するなど、熱い一面がファンに人気です。

基本情報についてわかっていることは少なく、本名や生年月日、身長、出身地、結婚しているかどうかなどは何も公開されていません。
ただ、Youtubeでの発言やSNS投稿から、生年月日は1981年8月6日なのではないかと推測されています。
身長については動画で一緒に写ることがあるローランド(182cm)を基準にして推測できます。
目視ですが、立って並んでいる状態で肩や頭の位置があまり変わらないため、彼の身長は180〜182cmくらいでしょう。

年収についても正確なことはわかりませんが、店長を含めてホストクラブの運営スタッフはお店の売上から歩合給が発生するケースが多いです。
オープン初月に売上1億円を突破するお店の店長ですから月収で数百万円、年収で数千万円稼いでてもおかしくはありません。
また、『THE CHIC』は運営スタッフも指名できるシステムなので、その接客料も合わせるとかなりの金額になると考えられます。

人材育成に長けた人物で、ホストやキャバ嬢などナイトワークで働く人向けにSNSなどで接客方法のコツや心構えを発信することから、高い人気を誇るカリスマです。

カリスマホストとしての第一歩を踏み出そう!

カリスマホストへの道は入店から。
数あるホストクラブの中から最良のお店を探しましょう。

ほとんどのお店は体験入店が出来ます。
ホスト仕事を気軽に体験出来ますので気軽に問合せてみましょう。

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