東京・国立新美術館に、フランス・パリにあるルーヴル美術館が所蔵している名画がやってくる。
日常生活を題材とする風俗画は、制作された社会の状況や世相を反映しているため、その表現は時代・地域によってさまざまに異なります。多様性にあふれる風俗画の歴史を包括的に跡付けることを試みた展覧会は、世界でもほとんど例がありません。
この展覧会では、16世紀初頭から19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画の多彩な展開を、約80点の名画によってご紹介します。膨大なコレクションを誇るルーヴル美術館だからこそ実現できる史上空前の風俗画展です。
引用元:ルーヴル美術館展
今回開催される『ルーブル美術館展』は、フェルメール、ティツィアーノ、ル・ナン兄弟、ムリーリョ、ミレーなど16世紀初頭から19世紀半ばに活躍した絵画の巨匠が、日常生活を題材として描いた“風俗画”約80点を展示。
この展覧会で面白いなぁと思える部分は、この巨匠達の“風俗画”を通して、その時代の服装や髪形、生活習慣などを事細かに知ることができる点だろう。
ルーヴル所有の名画を拝めるだけでなく、まるで描かれた当時にタイムスリップできそうな『ルーブル美術館展』をお見逃しなく。