自分のルックスやトークを武器に何百、何千万と稼ぐホスト。
しかしこのホストという仕事は、一生続けられるような仕事ではありません。
ごく少数のレジェンド級ホストを除き、現役のプレイヤーとして働ける期間はとても短いです。
それを考えたとき、ホストは何歳まで続けられるのか、何年くらい働けるのかが気になる方は多いのではないでしょうか。
引退後の将来はどのような道があるのかが不安で、求人応募に踏ん切りがつかないという人もいるでしょう。
そこで今回は、ホストという仕事が何歳まで続けられるのか?何年くらい働けるのか?について解説していきます。
また、ホストが引退後にどのような将来を辿るのかについてよくあるパターンのほか、実例を紹介していきます。
最終更新日:2021-03-23
ホストは何歳まで続けられる?
ホストとして働ける年齢に上限はありません。
なので、続けようと思えば何歳まででも続けることはできます。
ただしホストを続けるための最低条件として"そこそこ以上には売れている"必要があります。
お店としても商売なので、売れないホストをいつまでも在籍させるわけにはいかないからです。
逆に言えば、売れてさえいればいつまでもホストを続けることができます。
本当に少数ですが、50代〜60代の現役ホストも存在します。
ホスト全体の約8割は20代であり、平均年齢も24歳ほど。
30代、40代以上のホストの数は非常に少ないのが現実です。
それでもホストに興味がある方は、以下の特集を参考にしてみてください。
特集:30代以上でも採用されるホストクラブ
ホストは何年くらい働ける?
ごく一部の例外を除き、現役プレイヤーとして働けるのは"平均して8年くらい、最長でも15年くらい"です。
売れていれば続けられるとはいえ、30代も後半なると体力的にかなり厳しくなります。
また、お客様との年齢差も広がりジェネレーションギャップを感じる場面も増えるでしょう。
ホストは早ければ20代後半くらいでも引退を考え始めるので、現役を長く続けるためにはとにかく"早くホストになる"ことが大切です。
高校を卒業後すぐ、18歳からホストを始めるなら現役を続けられる期間は10年近くあります。
しかし30代になってからホストになった場合は3〜5年ほどと、とても短くなります。
少し前までは「ホストは30歳で定年」などと言われる時代もありました。
今現在は30代のホストも一定数いますのでそんなことはありませんが、一生続けられるものではありません。
特集:ホストは何歳から働ける?年齢制限について
※18・19歳から応募可のお店紹介あり。
ホスト引退後の将来はどうするの?
前述のように、ホストの現役期間は短いです。
そのため、比較的早い段階で引退後の将来のことを考えておくと人生設計を立てやすくなります。
この記事をご覧の皆さんはまだホストの仕事を始めていない方が大半だと思います。
さすがにそのタイミングで引退後のことを考えるのは難しいと思いますので、よくあるものを紹介します。
ホストの仕事に興味があっても、その後の将来に不安を感じて応募を躊躇してしまっている方も参考にしてください。
独立
現役プレイヤー時代の成功で得た資金・名声・人脈をもとに、自分のお店を出すパターンです。
一定以上の成功を収めたホストであれば、現役を引退後に独立の道を選ぶことができます。
最近は独立支援制度のあるホストクラブが多いです。
働いていたお店の支援を受けて独立、店長になるという選択肢を選べます。
類似の業種としてバー・ボーイズバーを開く場合もあります。
特集:ホストクラブの経営者(オーナー)になるには
独立支援制度のあるホストクラブ求人
夢を叶える / 夢のために活動する
ホストで稼いだお金で自身の夢を実現するパターンです。
最初から"ホストは資金稼ぎのため"と割り切って働く人は一定数います。
そういった人たちお金が貯まると未練なくホストを辞めて、自分の夢の実現に向かって本腰を入れはじめます。
夢の内容は人それぞれですが、飲食店・エステ・サロンの開店、服飾やデザイナー業の開業など、会社設立が多いです。
また、働きたくないから稼ぐというホストもいます。
その場合は貯めたお金をたっぷり使って世界旅行に行ったり、悠々自適のニート生活(充電期間)を過したりします。
内勤・運営スタッフへ異動
接客の経験を活かして後進の育成や経営のサポートを行う内勤に異動するパターンです。
完全にプレイヤーを引退して表には出なくなる人もいれば、プレイヤーとしても働きながら内勤の業務を行うという人もいます。
内勤のほとんどが元プレイヤーというお店もあり、人間関係を上手く構築できていれば働きやすさも抜群でしょう。
内勤に異動してからもどんどん昇格し、最終的に店長やオーナークラスにまで出世する人もいます。
特集:ホストの内勤とは?給料、仕事内容を紹介
似た業種/職種への転職
いわゆる"夜の仕事"ではあるものの、ホストではない仕事に転職するパターンです。
バーやキャバクラのボーイ、クラブの内勤など、お酒と会話を楽しむお店を選ぶことが多いです。
完全に別の業種へ転職
夜の仕事はきっぱり辞めて、昼の仕事(一般職)に就職するパターンです。
特に多いのはホストと同様に歩合給があり、コミュニケーション能力を生かせる営業マンの仕事。
不動産関係の営業マンは稼ぎが大きいのでそちらに進む人もいます。
変わったものでは介護福祉士など、ホスト時代に培った気遣いという経験を活かせる仕事もあります。
転職するにしても、現役プレイヤー時代に知り合った人からの紹介やコネで有効活用して仕事を探すことが多いです。
転職先の給料がホスト時代と比べてあまりにも少ない場合に、再度ホスト業界に出戻りする人もいます。
特集:ホストの仕事で身に付く5つのスキル
独立支援制度があるホストクラブの求人情報
ホストを引退後は自分のお店を持ちたい!そんな方は独立支援のあるお店で働けば話しが早いです。
応募方法は“LINE(SNS応募)”がオススメです。
関西以外のエリアは求人詳細ページをご確認ください。