エピソード・解説
七瀬春人は、Legendの称号を持つカリスマホストです。Legendとは、在籍ホストが1000人を超える巨大グループ「groupdandy(グループダンディ)」の中でも特に偉大な功績を残したホストに与えられる称号です。
現在は圧倒的なカリスマ性を持つ彼ですが、元々人見知りな性格でした。コミュニケーション能力が必要なホストの仕事を始めるのは茨の道ですが、それでもホストの仕事を選んだのは将来の目標や欲しいものを考えて逆算した結果でした。
ホストになったのは2011年で、中央大学に通いながらホストとして働いていました。親からはホストの仕事を反対されていましたが、2014年の大学卒業と同時に親の反対を押し切って本格的にホストとして働き始めました。在学中より所属していた「groupdandy」からの提案を受け、2015年にオープンしたYellowへ移籍。この移籍が後に彼がカリスマホストとして花開くきっかけとなったのです。
Yellowのオープン二ングスタッフとして働いている中で、メキメキと頭角を現していき、月間売上は200万から1800万円まで成長。翌年の2016年には、年間売上1億5000万円を突破し、groupdandy総勢700名(当時)の中でNo.1に輝きました。同時に達成した月間最高売上5500万円という記録もgroupdandyの現役プレイヤーの中でTOP3の功績です。
「どうすれば上を目指せるか?」を追求した結果、2017年の「groupdandy」上半期ランキングでもNo.2を獲得。その功績を評価されて新店舗であるRE:MAKEのプロデューサーに抜擢されました。
七瀬春人のカリスマ的偉業はまだ終わりません。RE:MAKEのプロデューサーとして働きながら、2017年も年間売上1億円を達成したのです。「groupdandy」全体のランキングもNo.3と、プロデューサーだけでなくプレイヤーとしてもしっかりと結果を残しました。驚くことに、さらに翌年の2018年の年間売り上げも1億円を突破。3年連続年間売上1億円オーバーはgroupdandyでも初の快挙で、それを賞してLegendの称号を与えられました。
プロデューサーとプレイヤーを兼任しながら様々な記録を作りましたが、2019年6月にバースデーイベントを開催し現役プレイヤー引退を発表。8年間休まず走り続けてきた怒涛の現役プレイヤー人生に幕を下ろします。
プレイヤーを引退してからも彼の快挙は止まりません。自身の経験をもとにした最適なマネジメントで部下を教育していきます。その結果、1000万プレイヤー&1億プレイヤーをRE:MAKEから続々と輩出し、店舗の売上を右肩上がりで伸ばしていきます。2019年には店舗月間売上が1億6500万円を突破し、2023年には1億7500万円に到達して記録を更新、経営者としての素質もあることを業界全体に強くアピールしました。
七瀬春人はキャストの質を最も意識していて、ただ部下を育てるだけでなく「自分と同じような熱量でホストができる人材」を課題に教育しています。その結果、RE:MAKEでは40人中40位のホストでも総売上50万円を超えるなどホスト全員のスキルが高い店だと話題になり、歌舞伎町で最も入店希望が多い店舗の1つになりました。ホスト業界関係者は敬意を表してRE:MAKEを「正真正銘、誰でも売れるホストクラブ」と呼びます。ランキングからは引退していますが、今後も七瀬春人とRE:MAKEの快挙には目を離せません。