皆さん明日11月5日が何の日か知っていますか?
なんと明日は実に
171年ぶりの「奇跡の日」なんです!
「名月」と聞くと
『十五夜(中秋の名月)』である8月15日、
『十三夜』である9月13日が思い浮かぶと思います。
しかしそんな「名月」、普段の年は2回しかないのですが、なんと
今年は3回目があるのです!!
それが
「後(のち)の十三夜」と呼ばれる奇跡の日。
この日こそが明日11月5日。
ミラクルムーン中のミラクルムーンを拝めるチャンスなわけです!
なぜ今年だけなのか
これには
「閏月(うるうづき)」というルールが関係しています。
簡単に言えば、閏日の年版で、ちょうじりを合わせるために3年に一度現れる13ヶ月目。
旧暦では、一ヶ月が29〜30日になっていて、一年は約354日。
そうすると一年につき約10日ほどずれが生じます。
これを調整するために、3年に一度「閏月」が挿入されるわけです。
「閏月」はその"ずれ"を当てはめるタイミングの月を「繰り返し」ます。
例えば「4月」の次に挿入される閏月は「閏4月」となるわけです。
このルールが今年はちょうど9月に重なり閏月が挿入されたので、9月13日の「十三夜」も2回訪れることになったんです!
それがなんと171年ぶり!というわけです。
「後の十三夜」は見ることができるか
旧暦の閏9月15日である、明日11月5日の天気はどうでしょうか。
天気予報によると、5日の夜は全国的に雲が少し多いようですが、雲と雲の合間から綺麗な月が顔を覗かせてくれそうです。
当日の月の出は15時40分、月の入りが翌3時53分(東京)となっています。
こんな滅多に見れない月を見ることができるチャンス、次はいつ来るかわかりません!
仕事帰りにふと空を見上げてみてはいかがでしょうか。
「奇跡の月」はもしかすると何か不思議な力を我々に与えてくれるかもしれません。
普段あまり空を見ることなんてないですが、明日ばかりは顔をあげて見たいと思います。