現代のホストクラブで働くホストの平均年齢は24歳前後です。
約8割のホストが18歳〜20代前半で、残りの約2割が30代〜40代です。
50代を超えるホストは極僅かです。
ホストの年齢制限や何歳から始めたら良いかなどについては特集記事「特集：ホストは何歳から働ける？年齢制限について」をご覧下さい。
ホストクラブは誕生から50年以上が経過しており、時代ごとにも平均年齢は異なっています。
また、地方によっても違いがあります。
以下にまとめました。
ホストクラブ創世記のホストの平均年齢
ホストクラブの歴史は1965年、東京駅八重洲口前にオープンしたナイト東京から始まったと言われています。
しかし、ダンスホールとしての性質が強いなど現代のホストクラブとは異なる点が多いです。
ホストとして働いていたのは元ダンス講師が大半でした。
当時のホストの年齢に関する明確な情報はほぼありませんが、
・利用者の大半が中高年の女性であったこと
・愛田武（※）がホスト業界に足を踏み入れた際の年齢（28歳/1968年当時）が特に遅いわけではないこと
などから推測すると、平均年齢は今よりも5歳ほど高い30歳前後だったと思われます。
※「ホストクラブ業界の父」と称される伝説のホスト。
その後、31歳の時に現代のホストクラブの基礎となった「愛本店」をオープンさせた。
業種解説：ホストクラブ
ホストクラブブーム時のホストの平均年齢
誕生してからずっとアンダーグラウンドな世界だったホストクラブに脚光が当たったのが2000年代。
元ホストのタレントが誕生したり、ホストクラブを題材としたドラマ・漫画が発表されたりとメディアからの注目が集まりました。
『MEN'S KNUCKLE』を始め、ホストをモデルとして起用したファッション雑誌が次々創刊されたのもこの時代です。
特集：大阪でメディアに強いホストクラブ特集
ホストクラブの認知度が上がると、興味を持った若い女性が多く遊びに行きました。
彼女たちを楽しませるため、同年代の若いホストが今まで以上に求められるようになったのです。
この時期のホストの平均年齢は今よりも1〜2歳は若く、大よそ22歳前後だったと思われます。
大学生がホストのバイトをするようになったのもこの時代からです。
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若いお客様に若いホスト。
時代の変化と共に「大人の社交場」としてのホストクラブは段々と姿を消していきました。
業界で生き残るため、所属ホストの若返りを図ったお店は多かったです。
当時は20代後半からホストを始めるのは遅いとまで言われていた時代です。
地方ホストクラブのホストの平均年齢
ここで言う地方とはホストクラブが多数営業している歌舞伎町・大阪・北海道すすきの・福岡中洲を除いたエリアのことです。
地方で働くホストの方が平均年齢は高くなりがちです。
地方のホストクラブでは人材の入れ替わりや競合店が少ないため、ホストは比較的長く安定的に働けます。
そのため、働くホストの高年齢化が起こりやすいです。
その他、若いホストは自分の実力を試すため、もっと稼ぐために歌舞伎町を始めとしたホストクラブの主要エリアに移動してしまうことも少なからず影響しているでしょう。
ホストワーク