ホストになる人の特徴
世の中には様々な仕事がありますが、その中からホストを選ぶ人の特徴は、ざっくり分けて以下の5種類です。
それぞれ解説していきましょう。
女性好き
ホストクラブの仕事のメインは女性と楽しく会話をすること。
女性とたくさん話したい、モテたい、などの願望を叶えるためにホストになる人は多いです。
女性好きの方にとっては、好きなことをしているだけで仕事になり、給料がもらえるのでまさに天職と言っても良いでしょう。
お酒好き
ホストになる人の中にはお酒が大好きで、飲むこと、酔うことが好きという人も多いです。
お酒好きという人のほとんどは話すことも好きなことが多く、ホストに向いているとも言えます。
お酒を飲めなくてもホストにはなれますが、やはりまったく飲めないよりは好きなくらいのほうが場の空気を共有しやすく、楽しんでホストを続けることができます。
このタイプも好きなことをしてお金をもらえるので、長続きしやすいです。
お金好き
お金が好き、人より稼ぎたいなど、お金のためにホストになるという人もたくさんいます。
ホストは20代〜の若いうちからでも高額の給料、年収を得ることができます。
大成功を収めれば何千万、億にまで届く可能性すらあります。
そんな仕事はホスト以外にはほぼあり得ません。
ホストとして平均的な稼ぎであっても同世代の一般的な年収をはるかに超えているので、企業や独立の資金集めなどにホストという仕事を利用する人もいます。
特集:ホストの給料、平均年収は?
興味本位
意外かもしれませんが、ホストになる人の特徴としてかなり多いのがこの"興味本位"。
面白そうだから。
体験入店してみたら楽しかったから。
など・・・。
特に大学生くらいの若い方やアルバイトのホストに多い特徴です。
強い意志や明確な目的を持ってホストになったわけではないけれど、やってみると意外に楽しくて続けているという方は多いです。
事情があって仕方なく
割合としては非常に少ないですが、親の借金を引き継いでしまったなどのやむにやまれぬ事情によってホストになることを選ぶ人もいます。
その他、なにかしらの理由や目的で一定以上のお金が必要なとき、ホストという仕事は"なりやすく、稼ぎやすい"という理由から選ばれることがあります。
こちらは目的の金額を稼ぎ終わったらすぐに辞めることが多いです。
なぜホストになったのか?
その理由をアンケート調査した特集記事があります。
興味がある方はぜひチェックしてください。
特集:ホストになる理由・きっかけってなに?
ホストに向いている人ってどんな人?
数多くのホストをを取材してきたホストワークが考える「ホストの素質がある、向いているポイント」を10個選びました。
自分に当てはまるものがあるかどうかチェックしてみてください。
- 女性と喋るのが好き
- モテたい、カッコよくなりたい
- お金持ちになりたい
- 有名になりたい(雑誌やTVに出たい)
- 負けず嫌い
- 今までの自分を変えたい、成長したい
- コミュニケーション能力を高めたい
- 将来事業を起こしたい
- 信頼できる仲間が欲しい
- お酒が好き
たくさんありますが、これらにすべて当てはまっている必要はありません。
どれかひとつでも当てはまっていればあなたはホストに十分向いています。
当てはまっている数が多ければ売れる可能性が高くなるでしょう。
売れるホストの特徴について興味がある方は下記の特集記事をご覧ください。
特集:売れるホストの特徴
それぞれのポイントについて簡単に解説します。
女性と喋るのが好き
ホストクラブを訪れるお客様の99%は女性です。
女性と喋ることが好きな方にとってホストは天職と呼べるでしょう。
ただし、自分が主役として喋りたい方は要注意。
あくまで主役はお客様ですから。
特集:女性との会話術(初級編)
モテたい、カッコよくなりたい
女性からモテたいという欲求が強い人ほどホストの仕事に向いています。
ホストクラブほど「モテるために何をすべきか」を常に考えさせられる職場はありません。
女性への接し方・メイク・ファッションなどについて同僚・先輩ホストはもちろんのこと、時にはお客様からも学ぶ機会が多いです。
実践した方法が成功したのかどうかを売上の形で短期間のうちに分かるのも重要な点です。
試行錯誤を繰り返すうちに自然とモテる男に成長できます。
特集:美容関連の特典があるホストクラブ
お金持ちになりたい
若くして大金を稼ぎたい、その願望がある方はホストの仕事に向いています。
ホストは上手くいけば4〜5年でサラリーマンの生涯年収を稼ぐこともできる夢のある仕事。
そのお金で高級品を買いあさるのもよし、投資をするのもよし、事業を起こすのもよしです。
20代で早々にFIRE(早期リタイア)することだってできます。
特集:歌舞伎町ホスト 売上&年収ランキング
特集:大阪ホスト 売上&年収ランキング
負けず嫌い
同じ店で働くホスト達は仲間であると同時にライバルです。
周りに負けたくない、やるからには頂点に立ちたいという気持ちを持っている人はホストに向いています。
ホストは毎日(※)、毎月、毎年のように売上額で競争しています。
負けても何も感じない人は次第に努力をしなくなり、さらに順位を落とすことになりかねません。
負けず嫌いの性格は多くの売れっ子ホストに共通している素質でもあります。
※ラストソング(その日、一番売上の高いホストが最後に歌うこと)
今までの自分を変えたい、成長したい
自らを変える、成長させるには慣れ切った環境では難しいです。
競争が日常的にあるホスト業界はまさにうってつけ。
普通のバイトよりも過酷な面がありますが、その経験が貴方を成長させてくれるでしょう。
コミュニケーション能力を高めたい
ホストの仕事はある意味で究極のコミュニケーション業務だと言えるでしょう。
ホストとして働くことで自然とコミュニケーション能力が身に付きます。
お客様と「交渉」して高級なお酒を注文してもらったり、恋愛の「駆け引き」を行ったり。
そこで得た能力はホストを引退後にも有用なものです。
特集:ホストの仕事で身に付く5つのスキル
将来事業を起こしたい
ホストの仕事をしていると、お客様以外にも様々な業界の方と関わることが増えます。
会社経営の情報やノウハウを学べるので将来事業を起こしたい方にホストの仕事は向ています。
ホストの仕事は基本的に一生続けるものではありません。
最近では30代以降もホストを続ける人が増えていますが、大半は20代で引退します。
ホストを始める前から引退後のことを考えるのは早すぎると思うかもしれませんが、考えておいて損はありません。
信頼できる仲間が欲しい
ホストとはお互いがライバルであり仲間です。
時にぶつかり合うこともありますが、お互いをさらけ出して向き合うことで強固な信頼関係を築くことができます。
友達・友人はいるけれど本音でぶつかれる仲間はいない・欲しい方にホストの仕事は向いています。
比較的年齢層が近い人たちが集まるのも仲間を見つけやすくなる要因の一つです。
ホストの前職に多い仕事4選
一般的な仕事に就職し、社会人としての経験を積んだ上でホストになる方もたくさんいます。
一度は昼の一般的な仕事に就職しながらも、ホストへの転職を選んだ人たちがホストになる前にどんな仕事をしていたのか気になりませんか?
ここではホストの前職として特に多いものを4つ紹介します。
美容師
美容師はヘアカットなど特殊な技術が必要になるため、簡単にはなれない難しい仕事です。
上手く美容師になれたとしても過酷な長時間労働やそれに見合わない低賃金になることが多く、美容師として売れる、成功するのは難しいとされています。
ホストクラブは在籍ホストのヘアセットのために美容師を雇っていることがあります。
また美容師は独立のための資金稼ぎ、ヘアカットの経験を積むためなどの理由からホストクラブでバイトをすることがあります。
その繋がりからホストという仕事を知り、転職の選択肢に入れることが多いようです。
元美容師のホスト「けんしん」
- 所属店
- ellie(エリー)
- 役職
- 総支配人
- 実績
- 月間1400万player
- 未経験入店1年1100万over
- 年間売上1億
エピソード
美容専門学校を主席で卒業し、倍率30倍の超有名美容室に内定決定。華々しい美容師生活が始まるかと思いきや、コロナの蔓延で内定取り消しになってしまいました。
他の美容室はおろか、他の仕事にさえなかなか就けず、唯一働けたのがホストクラブ。そのホストの仕事も初めのうちは上手くいかず先輩ホストから「俺の席にヘルプで着かないで」と言われるほど。周囲からも売れないと言われるほどでした。
気合だけは他のホストに負けない自信があった彼はTwitterのDMを送り続けて徐々に指名客をゲットしていきます。そしてついにDM経由のお客様だけで入店11ヶ月後にはNo.1を獲得し、翌月に月間売上1100万円を達成しました。その後も活躍を続け、ホストを始めて3年後に年間売上が1億円を突破しました。
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アパレル系(ショップ店員)
一販売員のままでは勤続年数が延びても給料が上がりにくいなどの理由で転職を考える方が多いようです。
また繁忙期のとんでもない忙しさに体力が追いつかないなどの理由も少なくありません。
明るい接客やお客さまとの積極的なコミュニケーションを求められるため、ホストに活かせる経験をたくさん積めています。
お客さまの服の話題を広げやすいなど、ホストとして売れ始めるためのきっかけを作りやすいようです。
ホストがよく利用するアパレルショップで働いているとホストの仕事を勧められることもあるようです。
現役ホストから資質を認められているので成功するパターンが比較的多いです。
実際に入店して1000万円プレイヤーになったホストもいます。
土木系
基本的に肉体労働であり、危険な仕事内容も多い仕事です。
そこそこの高収入は保証されていますが、さらに収入を増やすためには資格取得などが必須です。
身体が資本の仕事なので、引き締まった肉体を持っていることが多いです。
ホストとして以前に男性としての魅力があるので、トーク力を磨けばホストとして売れることも難しくありません。
バンドマン
正確な数字ではないものの、バンドマンとして成功できる確率は1%にも満たないというのが定説です。
たとえメジャーデビューしても5年、10年と活躍できる人は一握りです。
ホストとは髪色や服装の自由度が高いのことなど共通点が多く、個性を生かしたまま仕事を始めることができます。
※ビジュアル系バンドマンと似通ったホストを指すVホスという言葉もあります。
始める動機として「女性にモテたい」ことが多い点も似ています。
どちらも人前で話したり歌ったりするので、仕事内容も近いものがあります。
バンド活動はきらびやかなステージ上でのパフォーマンスの裏で、練習や努力が必要なもの。
その経験はホストの仕事でも大いに役立ちます。
ホストも華やかな面ばかりが取り上げられますが、裏では自分を磨き、お客様をどう楽しませるのかを常に模索しています。
ホストになったらといって演奏活動と無縁になるとは限りません。
自身がメインとなるイベント(バースデー)やお店の周年イベントなどで演奏活動するチャンスはあります。
※店内で演奏するホストを音ホスとも呼びます。
元バンドマンのホスト「純一」
エピソード
21歳で地元の友達とバンドを組み、東京へ。
バンドの活動資金を捻出するためアルバイト三昧の日々を過ごしていましたが、ライブや練習があってアルバイトも長続きせず転々としていました。
そんな時に時間の融通が利くという理由でホストを紹介されたのがきっかけです。
バンドとホストの両立は過酷ながらも充実していたようですが、どちらに専念すべきかと迷い、お店を飛んでしまいます(※)。
※連絡なく急にお店を辞めること。
バンドに専念するかと思いきや、そのバンドも解散してしまうという最悪の状況に。
その時声をかけてくれたのが現OPUST代表の礼満さんです。
お店に迷惑をかける形で辞めたことを理由に一度は断りますが、礼満さんが周りに頭を下げ、お店に戻れるよう取り計らってくれました。
最初は思うように売り上げを作ることができず、勤務態度も良くなかったそうですが、プライドを捨てて努力し成長していきました。
バースデーイベントやシャンパンタワーをできるようになり、No.入りを果たし、幹部補佐に昇格。努力が実った現状に満足し、上を目指さなくなり、しばらく停滞していました。
しかし、お世話になった礼満さんがOPUSTの代表に就任すると、その姿に憧れ、再び上を目指すようになります。その結果、29歳のバースデーイベント後には店舗No.1、さらにはグループNo.1に。副主任にも昇格しました。
目標を掲げることで常に成長できることを実感したといい、次なる目標に向かって頑張っています。
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